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2011/12/31

Techno/Electoronica【004】Fatboy Slim "The Rockafeller Skank"/ファットボーイ・スリム「ロッカフェラー・スカンク」 【1998】

【曲名】"The Rockafeller Skank"/「ロッカフェラー・スカンク」 【1998年】
【アーティスト】Fatboy Slim/ファットボーイ・スリム
【収録アルバム】"You've Come a Long Way, Baby"【1998年】

1990年代中盤から現在まで、英国クラブ・ミュージックシーンの象徴的アーティスト。様々なジャンルの音楽を融合させ、複雑かつ強烈な曲を作り上げます。



ウィキペディア:ファットボーイ・スリムの項

Techno/Electoronica【003】Daft Punk "One More Time"/ダフトパンク 「ワン・モア・タイム」【2001】

【曲名】One More time/「ワン・モア・タイム」【2001年】
【アーティスト】Daft Punk/ダフトパンク
【収録アルバム】「Discovery」【2001年発表】

フランスの2人組ユニット、ダフトパンクが2001年に発表した曲。1990年代のテクノ・シーンの中心的存在。



PVのアニメは、メンバーが大ファンだった縁で松本零士に製作を依頼しました。

 ウィキペディア:ダフトパンクの項

Techno/Electoronica【002】Yellow Magic Orchestra "Fire Cracker"/YMO 「ファイアクラッカー」【1979】

【曲名】"Fire Cracker"/ 「ファイアクラッカー」【1979年】
【アーティスト】 Yellow Magic Orchestra/イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)
【収録アルバム】 「イエロー・マジック・オーケストラ」【1979年】


日本が誇るテクノ・ユニット、YMO。数多くの人気曲の中から、独断と偏見でこの"Fire Cracker"を選びました。




一度聴いたら忘れられない永遠のグルーヴ。


 ウィキペディア:イエロー・マジック・オーケストラの項


Techno/Electoronica【001】Kraftwerk "Autobahn"/クラフトワーク 「アウトバーン」【1974】

【曲名】Autobahn/「アウトバーン」【1974年】
【アーティスト】Kraftwerk/クラフトワーク
【収録アルバム】Autobahn/「アウトバーン」

シンセサイザーなどを用いた電子音楽【日本での呼称:テクノ・ポップ/海外:エレクトロ・ポップなど】をはじめて手がけたと考えられているのが、ドイツのバンド、クラフトワーク。YMOなど数多くのフォローワーに多大なる影響を与えたとされております。

1960年代後半から活動していたクラフトワークが一躍世界的な注目を浴びたのがこの「アウトバーン」。22分の長尺です。



一度聴くと耳にこびりついてしまい忘れられません。クセになります。

参照:ウィキペディア クラフトワークの項
ウィキペディア テクノ・ポップの項




映画音楽【004】Toru Takemitsu "Waltz from the Face of Another"/武満徹 「ワルツ」『他人の顔』より/【1966】

【曲名】「ワルツ」『他人の顔』より/Waltz from the Face of Another【1966年】
【アーティスト】武満徹/Toru Takemitsu
【収録アルバム】Film Music of Takemitsu

勅使河原宏監督作品『他人の顔』【1966年】のために、武満徹が書いたワルツ。私が知っているバージョンは前半のオーケストラ部分のもののみですが、Youtubeにあった音源は歌入りでした。



”一度聴いたら忘れられない旋律”とはまさにこの曲のためにあるような表現ではないかと。

参照:ウィキペディア 武満徹の項

関連記事:映画音楽【003】Toru Takemitsu "Dodesukaden"/武満徹 「どですかでん」 【1970】



映画音楽【003】Toru Takemitsu "Dodesukaden"/武満徹 「どですかでん」 【1970】

【曲名】「どですかでん」/Dodesukaden【1970年】
【アーティスト】武満徹/Toru Takemitsu
【収録アルバム】Film Music of Takemitsu

黒澤明監督作品『どですかでん』のために現代音楽の奇才武満徹が提供したテーマ曲。黒澤作品のサントラと言えば、『七人の侍』などは早坂文雄。早坂の死後は、弟子の佐藤勝が担当していましたが、『赤ひげ』【1965年】後に黒澤と佐藤は意見の対立からコンビを解消。勅使河原宏監督作品『砂の女』などのサントラで知られる武満徹が抜擢されることになりました。

この映画『どですかでん』自体は黒澤ファンの間でも評判はあまり良くありません。しかし、テーマ曲は別。重いドラマに疲れた観客にとって一服の清涼剤的な役割を果たします。



参照:ウィキペディア 武満徹の項

 

映画音楽【002】Ennio Morricone "My Name Is Nobody"/エンニオ・モリコーネ 「Mr.ノーボディー」【1979】

【曲名】My Name Is Nobody/邦題 「Mr.ノーボディー」【1979年】
【アーティスト】Ennio Morricone/エンニオ・モリコーネ
【収録アルバム】サウンドトラック『Mr.ノーボディ』

イタリア映画界が輩出した最大のスター・サントラ作曲家エンニオ・モリコーネ。モリコーネは、数多くの人気曲を発表しておりますが、この曲の人気はトップクラス。テレンス・ヒル主演のマカロニウエスタン『ミスター・ノーボディ』のテーマ曲。



間違いなく一度聴いたら忘れられないメロディではないかと。不思議な魅力を持つ曲です。

参照:ウィキペディア エンニオ・モリコーネの項

 

映画音楽【001】Armando Trovajoli "7 Uomini D'Oro"/アルマンド・トロヴァヨーリ 「黄金の七人」【1965】

【曲名】7 Uomini D'Oro/「黄金の七人」【1965年】
【アーティスト】Armando Trovajoli/アルマンド・トロヴァヨーリ
【収録アルバム】『黄金の七人』サウンドトラック

1965年にイタリアで制作された強盗映画「黄金の七人」のテーマ曲。サントラ作曲家アルマンド・トロバ
ヨーリの代表作。



参照:ウィキペディア アルマンド・トロヴァヨーリの項


2011/12/30

Jazz【003】Miles Davis "Someday My Prince Will Come"/マイルス・デイビス 「いつか王子さまが」【1961】


【曲名】"Someday My Prince Will Come"/「いつか王子さまが」【1961年】
【アーティスト】Miles Davis/マイルス・デイビス
【収録アルバム】"Someday My Prince Will Come"


ジャズ・トランペッターのカリスマ、マイルス・デイビスが1961年に発表した作品"Someday My Prince Will Come"収録のタイトル曲"Someday My Prince Will Come"【邦題「いつか王子さまが」】。当時はマイルスの全盛期で、ジャズの黄金期。テナー・サックスで参加しているのは、ジョン・コルトレーン。マイルス独得のミュート奏法で、ディズニー映画「白雪姫」の挿入歌だった曲を演奏します。



マイルス・デイビスの吹く音色には”リリシズム”がある、と言われます。この曲は彼のスタイルの代表例。

参照:ウィキペディア マイルス・デイビスの項

リンク:ブログ「ジャズ、来るべきもの」 Miles Davis  "Someday My Prince Will Come"【1961】

Jazz【002】Helen Merrill "You'd Be So Nice To Come Home To"/ヘレン・メリル 「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」【1954】


【曲名】"You'd Be So Nice To Come Home To"/「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」【1954年】
【アーティスト】Helen Merrill/ヘレン・メリル
【収録アルバム】"Heren Merrill With Clifford Brown"


白人女性ジャズ・ヴォーカリスト、ヘレン・メリルが天才トランペッター、クリフォード・ブラウンと共に吹き込んだ"Helen Merrill with Clifford Brown"【1954年】という作品に収録された曲「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」。この曲もジャズ・ヴォーカル史に燦然と輝く名演。作詞/作曲は、コール・ポーター。



参照:ウィキペディア ヘレン・メリルの項


Jazz【001】Sarah Vaughan "Lullaby of Birdland"/サラ・ヴォーン 「バードランドの子守唄」【1954】


【曲名】"Lullaby of Birdland"/ 「バードランドの子守唄」【1954年】
【アーティスト】Sarah Vaughan/サラ・ヴォーン
【収録アルバム】"Sarah Vaughan with Clifford Brown"


女性ジャズ・ヴォーカリストのカリスマ、サラ・ヴォーン【1924-1990】。彼女のキャリアを代表するのがこの「バードランドの子守唄」。バックでトランペットを吹いているのは天才クリフォード・ブラウン。モダン・ジャズ黄金時代に吹き込まれたジャズ・ヴォーカル史に残る名演です。




予備。
参照:ウィキペディア サラ・ヴォーンの項


2011/12/29

Blues/R&B【003】Howlin' Wolf "Killing Floor"/ハウリン・ウルフ " 「キリング・フロア」


【曲名】"Killing Floor"/「キリング・フロア」
【アーティスト】Howlin' Wolf/ハウリン・ウルフ
【収録アルバム】ベスト盤など


数多くのロック・ギタリストたちに影響を与えたブルーズメン、ハウリン・ウルフ【Howlin' Wolf/1910-1976】。ブルーズの名門レーベルに所属し、マディ・ウォータズのライバル的存在。ウルフの曲は、ストーンズ、クリームなど多くのブリティッシュ・ロック・バンドにカバーされました。



参照:ウィキペディア ハウリン・ウルフの項 


Blues/R&B【002】Elmore James "Dust My Broom"/エルモア・ジェームス 「ダスト・マイ・ブルーム」【1951】


【曲名】"Dust My Broom"/ 「ダスト・マイ・ブルーム」【1951年】
【アーティスト】Elmore James/エルモア・ジェームス
【収録アルバム】ベスト盤など


ブルーズがロックに与えた影響は図り知れません。エレギギターを使いこなすこのエルモア・ジェイムズの代表曲「ダスト・マイ・ブルーム」を聴けば明らか。もしブルーズがなければ、プレスリーもビートルズもストーンズも登場しなかったと言っても過言ではないはず。



エルモア・ジェイムズは、ボトルネック奏法【ウィスキー瓶の注ぎ口を切り取り指にはめてギターの弦を抑える奏法】で知られるブルーズマン。彼のリフは一度聴いたら忘れることができなくなるはず。

参照:ウィキペディア エルモア・ジェイムズの項

Soul Music【003】Smokey Robinson & The Miracles "Going To A Go Go"/スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ 「ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー」【1965】


【曲名】"Going To A Go Go"/「ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー」【1965年】
【アーティスト】Smokey Robinson & The Miracles/スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
【収録アルバム】ベスト盤など


R&B/ソウルの名門レーベル、モータウン。ベリー・ゴーディJrと共にモータウン設立に関わり、自らもシンガー/作曲家としてモータウン社の成功に多大な貢献をしたのが、スモーキー・ロビンソンでした。

彼が1965年に放ったのが"Going To A Go Go"「ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー」。



後にローリング・ストーンズもカバーします。

ストーンズ版を。


参照:ウィキペディア スモーキー・ロビンソンの項

Blues/R&B【001】Ray Charles "Hit the Road Jack"/レイ・チャールズ 「かんばれジャック」【1961】


【曲名】"Hit the Road Jack"/ 「かんばれジャック」【1961年】
【アーティスト】Ray Charles/レイ・チャールズ
【収録アルバム】ベスト盤など


レイ・チャールズが1961年に発表した恐るべき"Hit The Road Jack"。何と表現したら良いのでしょう。急き立てられ感とでもいうのか、焦燥感とでもいうべきか。「Hit The Road jack」は、発売当時「がんばれジャック」という邦題だったそうですが、直訳では「旅立て、ジャック」。



女性コーラスとの掛け合いが素晴らしい曲。

スタジオ録音版


参照:ウィキペディア レイ・チャールズの項



Soul Music【002】The Drifters "Under The Boardwalk"/ザ・ドリフターズ 「渚のボードウォーク」


【曲名】"Under The Boardwalk"/「渚のボードウォーク」
【アーティスト】The Drifters/ザ・ドリフターズ
【収録アルバム】ベスト盤など


1950年代から活動していたコーラス・グループ、ザ・ドリフターズ。「スタンド・バイ・ミー」のベン・E・キングが在籍していたことでも知られています。キングが脱退した後に発表したのが今回紹介する"Under The Boardwalk"【邦題「渚のボードウォーク」】。



参照:ウィキペディア ザ・ドリフターズ(アメリカ)の項



2011/12/28

Soul Music【001】Boys Town Gang "Can't Take My Eyes Off You"/ボーイズ・タウン・ギャング 「君の瞳に恋してる」【1982】

記念すべき第1曲目はこの曲。

【曲名】"Can't Take My Eyes Off You"/「君の瞳に恋してる」【1982年】
【アーティスト】Boys Town Gang/ボーイズ・タウン・ギャング
【収録アルバム】ベスト盤など


この曲を”ソウルミュージック”とするのは若干無理があるかもしれません。一般的には、”ディスコ”というカテゴライズされるタイプの曲。

元々は、フォー・シーズンズという白人グループのメンバー、フランキー・ヴァリがソロ曲として1967年に発表。数多くのアーティストにカヴァーされ、このボーイズ・タウン・ギャングは当時流行のディスコ風へと大胆にアレンジ。

 

引用:ウィキペディア 「君の瞳に恋してる」

オリジナルのフランク・ヴァリ版も音声のみですがyoutubeより。




はじめに

このブログでは、古今東西の名曲を紹介していきます。

素晴らしい音楽は、時間が経過しても色褪せることはありません。が、その一方で、時の経過は残酷なもの。世代が変われば、あらゆるものは忘れ去られてしまいます。100年前の偉大なホームランバッター、50年前の人気サッカー選手のように。

素晴らしいのに忘れられつつある音楽を掘り起こす。このブログは、名曲を埋もれさせないことを目的にしております。

”名曲”の定義は様々ですが、このブログでは「聴いてストレスを感じない曲」を名曲の条件としてみたいと考えております。曖昧で若干抽象的な定義かもしれません。「耳障りの良い曲」とでも言えば良いのでしょうか。可能な限り個人的な感情は廃し、後世に残すべき名曲を選んでいくつもりです。もちろん、私の個人的な好き嫌いは多少なりとも反映されてしまうことにはなってしまいそうです。

特に力を入れているのは、ジャズとブルース/ソウル/R&B/ファンクなどブラックミュージック、そしてサウンドトラック。

定期的にチェックしますが、もしyoutubeのリンク元が削除されてしまったのを見つけましたらご一報下さい。