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2012/03/07

J-POP【015】Hamada Shogo "America"/浜田省吾 「アメリカ」【1986】

【曲名】"America"/「アメリカ」【1986年】
【アーティスト】Hamada Shogo/浜田省吾
【収録アルバム】"J BOY"/「J BOY」【1986年】

浜田省吾というと、おっさんロックシンガーというイメージもあるかも知れません。世代によっては、全く知らない、興味ないという存在でしょう。

基本的に、浜田省吾を推すことは”ゴリ推し”に当たってしまうかもしれません。が、推さずにはいられません。若い時に聴いてその思い出が忘れられないんだろう、とツッコミを入れられそうですし、たしかに”世代”と言われればそれまでですが。

浜省の歌には”魂”があります。もしかすると音楽に”魂”を求めるのは間違っているのかもしれませんが。浜省の音楽の”魂”は、彼の書く”歌詞”に由来します。彼の歌は、物語仕立てになっている場合も多く、歌がストーリー性を持つことになります。この上もなくドラマティックな楽曲も多数あります。また、そこで語られているテーマは普遍的。簡単に言ってしまうとどの歌も「難しいことがいろいろあるけど、それでも前を向いて生きていこうよ(生きていかなくては)」的なものばかり。つまり、応援歌的ということになります。

全力で生きている若い方にとっては、うっとしいく感じる内容かもしれません。ただ、人生に少々疲れたりする時期もあります。そんな時、響く歌があります。私にとって、それはいつも浜省でした。

この「アメリカ」という歌は、生活に行き詰まり、夢を持ってあこがれの地アメリカへ渡ったものの、現実のアメリカは夢に溢れた場所でも何でもなく、逆にアメリカで自分が日本人(J BOY)であることを再認識するという歌。「ショーウィンドウに映った黒い目をしたJBOY」という部分がグザリと心に突き刺さります。



ウィキペディア:浜田省吾の項

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