数多くのヒット曲を放った歌手であると同時に、ディスティニーズ・チャイルド他、多くの女性シンガーのアイドル的存在だったのがドナ・サマー。また、特筆すべき点として、全盛期が過ぎた後も、ダンス・チャートの常連だったこと。同世代の歌手たちは表舞台から去っていきましたが、ドナの人気は晩年に至まで衰えることはありませんでした。最後まで、決して懐メロ歌手ではなかったなかったことになります【参照:米国版ウィキペディア Donna Summer Discographyの項】。
同時代に活躍したグロリア・ゲイナーの哀悼コメントをbmr.jpの記事より引用。
「私たちはいずれも‘ディスコの女王’と讃えられたけど、そういう時ドナはいつだって私のことを‘ディスコのファーストレディ’だったと言ってくれた。素晴らしい女性だったのよ。彼女は、私やみなさんの心に残るものを遺しただけでなく、彼女の存在はアメリカがダンスをいかに楽しむかということを変えたの。彼女はこの地上で最後のダンス(“Last Dance”)を踊ったかもしれないけど、神は天上で彼女と踊れる喜びを知ったと思う(“Heaven Knows”)」
1987年日本公演ツアーパンフレット表紙 |
1987年日本公演ツアーパンフレット裏表紙 |
歌姫を名乗るに相応しいアーティストでした。謹んでご冥福をお祈りいたします。
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