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2012/04/30

Rock/Pops【042】Elvis vs JXL "A Little Less Conversation"/エルヴィス・プレスリー vs JXL 「リトル・レス・カンヴァセ-ション」【2002】

【曲名】"A Little Less Conversation"/「リトル・レス・カンヴァセ-ション」【2002年】 
【アーティスト】Elvis vs JXL/エルヴィス・プレスリー vs JXL
【収録アルバム】シングル「リトル・レス・カンヴァセ-ション」【2002】

エルヴィス・プレスリーが、1968年に出演した映画『バギー万歳』の挿入歌だった"A Little Less Cpnversation"【邦題「おしゃべりはやめて」】を、2002年にオランダ出身のミュージシャン、ジャンキーXLがリミックス。リヴァイバル・ヒットします。



ウィキペディア:エルヴィス・プレスリーの項ジャンキーXLの項

2012/04/29

Rock/Pops【041】King Crimson "21st Century Schizoid Man"/キング・クリムゾン 「21世紀のスキッツォイド・マン」【1968】

【曲名】"21st Century Schizoid Man"/「21世紀のスキッツォイド・マン」【1968年】
【アーティスト】King Crimson/キング・クリムゾン
【収録アルバム】"In The Court of The King Crimson"/「キング・クリムゾンの宮殿」【1968年】

クラシックやジャズの影響を取り込み、商業的なシングル・カットに適さない複雑なスタイルを持つ”プログレッシヴ・ロック”。ピンク・フロイドとともにこのジャンルを代表するキング・クリムゾン。彼らが1969年に発表した「キング・クリムゾンの宮殿」の1曲目に収録されていたのがこの曲。

ビートルズの登場からたった5年ほどで、ロックというジャンルがここまで発展を遂げていたことに驚きます。逆に言えば、1970年代にはロックというジャンルは既に停滞期に入ってしまうことを意味するとも考えられます。”複雑さ”でこれ以上のアイデアがあるか、と。”簡潔さ”では後にパンクが登場しますが。



ウィキペディア:キング・クリムゾンの項

 

2012/04/28

Rock/Pops【040】David Bowie "Space oddity"/デヴィッド・ボウイ 「スペース・オディティ」【1969】

【曲名】"Space oddity"/ 「スペース・オディティ」【1969年】
【アーティスト】David Bowie/デヴィッド・ボウイ
【収録アルバム】"Space Oddity"/ 「スペース・オディティ」【1969年】

映画『2001年宇宙の旅』【1968年】に触発され、デヴィット・ボウイが1969年発表したとされるのがアルバム「スペース・オディティ」。実質的にこの作品がボウイのデビュー作と考えられております。


ウィキペディア:デヴィッド・ボウイの項
関連記事:Rock/Pops【006】David Bowie "Modern Love"/デヴィッド・ボウイ 「モダン・ラヴ」【1983】

 

 

2012/04/27

Rock/Pops【039】Cream "Strange Brew"/クリーム 「ストレンジ・ブリュー」【1967】

【曲名】"Strange Brew"/「ストレンジ・ブリュー」【1967年】
【アーティスト】Cream/クリーム
【収録アルバム】"Disraeli Gears"/「カラフル・クリーム」【1967年】

ギター:エリック・クラプトン、ベース:ジャック・ブルース、ドラムス:ジンジャー・ベイカーによるトリオ編成のバンド。最少人数にも関わらず、音のブ厚さが尋常ではありません。私のようなエリック・クラプトンにアレルギーを持つ音楽ファンでもクリーム作品はすんなり耳に入ってきます。



ウィキペディア:クリームの項

  

2012/04/26

Soul Music【073】The Stylistics "You Make Me Feel Brand New"/スタイリスティックス 「誓い」【1973】

【曲名】"You Make Me Feel Brand New"/「誓い」【1973年】 
【アーティスト】The Stylistics/スタイリスティックス
【収録アルバム】"Rockin'Roll Baby"/「ロッキン・ロール・ベイビー」【1973年】

スタイリスティックにとって最初のビッグ・ヒットがこの曲でした。



ウィキペディア:スタイリスティックスの項

関連記事:Soul Music【060】The Stylistics Can't Give Anything But My Love/スタイリスティックス 「愛がすべて」【1975】

 

2012/04/25

Soul Music【072】Stevie Wonder "Isn't She Lovely?"/スティーヴィー・ワンダー 「可愛いアイシャ」 【1976】

【曲名】"Isn't She Lovely?"/「可愛いアイシャ」 【1976年】
【アーティスト】Stevie Wonder/スティーヴィー・ワンダー
【収録アルバム】"Songs In the Key of Life"/「キー・オブ・ライフ」【1976年】

スティーヴィーが愛娘アイシャに捧げた曲。途中聞こえてくる子供の声はアイシャのもの。



ウィキペディア:スティーヴィー・ワンダーの項
関連記事:Soul Music【052】Stevie Wonder "Superstition"/スティーヴィー・ワンダー 「迷信」【1972】Soul Music【065】Stevie Wonder "Sir Duke"/スティーヴィー・ワンダー 「愛するデューク」【1976】

 

2012/04/24

映画音楽【057】Sakamoto Ryuichi "Wuthering Heights"Main Title/坂本龍一 「嵐が丘」メイン・テーマ【1992】

【曲名】"Wuthering Heights"Main Title/「嵐が丘」メイン・テーマ【1992年】
【アーティスト】Sakamoto Ryuichi/坂本龍一
【収録アルバム】サウンドトラック「嵐が丘」

坂本龍一が英国映画「嵐が丘」のために書いたサウンドトラック。「嵐が丘」といえば、悲恋の古典的な物語。冒頭であまりにも悲しげなこの旋律が流れれば、登場人物たちの行く末が観客には否が応でも伝わってくるはず。



ウィキペディア:坂本龍一の項

関連記事:Techno/Electoronica【007】Sakamoto Ryuichi(YMO) "Riot In Lagos"/坂本龍一(YMO) 「ライオット・イン・ラゴス」【1980】
Techno/Electoronica【012】Sakamoto Ryuichi "Tibetan Dance"/坂本龍一 「Tibetan Dance」【1984】

 

2012/04/23

Soul Music【071】Fred Wesley "Funk For Your Ass"/フレッド・ウェズリー 「ファンク・フォーユア・アス」

【曲名】"Funk For Your Ass"/「ファンク・フォーユア・アス」【?年】 
【アーティスト】Fred Wesley/フレッド・ウェズリー
【収録アルバム】"Funk For Your Ass:A Tribute To The Godfather of Soul"

フレッド・ウェズリーは、ジェームズ・ブラウンのライヴをサポートするホーン・セクション、JB'sもしくはJB Hornesのメンバーとして知られております。また、Fred Wesley & The JB's名義の作品ではリーダーを務めました。

そもそも彼は、ジャズ・トロンボーン奏者。が、ジャズの人気が衰退してしまったことから、ソウル/ファンク系プレイヤーとして路線変更。ジェームズ・ブラウンのバンドで頭角を現し、JBサウンドの完成に大きく貢献しました。



米国版ウィキペディア:フレッド・ウェズリーの項



2012/04/22

映画音楽【056】Joe Hisaishi "Sonatine ⅠAct of Violence"/久石譲 「ソナチネ Ⅰアクト・オブ・バイオレンス」【1993】

【曲名】"Sonatine ⅠAct of Violence"/「ソナチネ Ⅰアクト・オブ・バイオレンス」【1993年】
【アーティスト】Joe Hisaishi/久石譲
【収録アルバム】サウンドトラック「ソナチネ」

久石譲が、北野武の監督第4作『ソナチネ』【1993年】のために書いた曲。『あの夏、いちばん静かな海』に続き、北野=久石によるコラボ2作目に当たります。

セリフを極力廃し、美しい沖縄の風景をバックにギャングが殺し合う姿を久石メロディをバックに淡々と描いた大傑作。1990年代に製作された日本映画の最高峰と私は考えております。




ウィキペディア:久石譲の項
関連記事:映画音楽【009】Joe Hisaishi "Summer"/久石譲 「サマー」【1999】

  

2012/04/21

Jazz【051】Oscar Peterson "Hymn To Freedom"/オスカー・ピーターソン 「自由への賛歌」【1962】

【曲名】"Hymn To Freedom"/「自由への賛歌」【1962年】
【アーティスト】Oscar Peterson/オスカー・ピーターソン
【収録アルバム】"Night Train"/「ナイト・トレイン」【1962年】

明るく楽しいジャズを生涯に渡って追究したオスカー・ピーターソン。オスカーは、誰がなんと言おうとスーパースター・ピアニストで、ジャズ・ファンのアイドル的存在でした。

そんなオスカーが、1962年に発表した人気作「ナイト・トレイン」。この「自由への賛歌」を収録したアルバムです。この曲は、マーティン・ルーサー・キング牧師らによって当時アメリカで起きていた黒人の権利獲得運動【=公民権運動/Civil Rights Movement/参照:米国版ウィキペディア】にオスカーが賛同を示し、捧げられた曲でした。

ニコニコした笑顔で明るく楽しいジャズを演奏する印象が強いオスカーと重い政治的メッセージは不釣り合いのようにも思えます。しかし、オスカー自身はカナダ人ですが、アメリカで進行中だった黒人の権利獲得運動への確かな支持をこの曲に込めたと考えるべきでしょう。彼はピアニスト。言葉ではなく”旋律”に想いを託したということに。

今回紹介するのはスタジオ・レコーディング版ではなく、1964年デンマークでのライヴ版。曲調は、ジャズというよりもゴスペル調。それも静かに始まり徐々に盛り上げていきます。ピークは5:00頃から。終盤に恐るべき陶酔感/グルーヴ感に満たされる瞬間がやってきます。

歌詞のない”旋律”のみにも関わらず、たしかにオスカーの”熱い”想いが伝わってくる気がします。



そしてもう1本別のライヴ版を。

オスカーは、1993年に脳梗塞の発作で倒れます。以降、体が不自由になりピアノを弾くことも難しくなってしまいます。しかし、彼は懸命のリハビリを積み、かつてほどではないにせよピアニストとしてカンバックを果たします。

以下の映像は2004年モントリオール・ジャズ・フェスティバルで、盟友オリヴァー・ジョーンズとピアノ・デュオ形式で演奏した「自由への賛歌」。この時、オスカーは79歳。病気の後遺症、そして老齢による肉体の衰えもあったのでしょう。かつての華麗なスター・ピアニストの面影はありません。弱々しく映る表情に胸が締め付けられる想いです。

が、素晴らしい演奏。心に響きます。オスカーはやはりオスカーでした。



この演奏から3年後、2007年12月23日、オスカー・ピーターソンは82歳の生涯を閉じることになります。

ウィキペディア:オスカー・ピーターソンの項
関連記事:Jazz【033】Oscar Peterson "Corcovado"/オスカー・ピーターソン 「コルコヴァード」【1964】

2012/04/20

Soul Music【070】Parliament "Children of Production"/パーラメント 「チルドレン・オブ・プロダクション」【1976】

【曲名】"Children of Production"/「チルドレン・オブ・プロダクション」【1976年】 
【アーティスト】Parliament/パーラメント
【収録アルバム】 "The Clones of Dr. Funkenstein"/「クローンズ・オブ・ドクター・ファンケンシュタイン」【1976年】

ファンク集団P-Funkの中でもファンク色の強いパーラメントが1976年に発表したアルバム「クローン・オブ・ドクター・ファンケンシュタイン」に収録されている曲。粘り気があります。

P-Funkによる傑作ライヴ版「Live P-Funk Earth Tour」にも収録されました。



ウィキペディア:パーラメントの項

  

2012/04/19

Soul Music【069】Sam Cooke "Twistin' The Night Away"/サム・クック 「ツイスティン・ザ・ナイト・アウェイ」【1962】

【曲名】"Twistin' The Night Away"/「ツイスティン・ザ・ナイト・アウェイ」【1962年】
【アーティスト】Sam Cooke/サム・クック
【収録アルバム】ベスト盤など

サム・クックが1962年に発表したヒット曲。クックのスタイルは黒人らしさを強調すると言うよりも、限りなくポップス寄り。一方で、実生活でのクックは公民権運動に熱心に取り組んでいました。



ウィキペディア:サム・クックの項

 

2012/04/18

映画音楽【055】John Barry "Zulu"Main Theme/ジョン・バリー 「ズール戦争」メインテーマ【1964】

【曲名】"Zulu"Main Theme/「ズール戦争」メインテーマ【1964年】 
【アーティスト】John Barry/ジョン・バリー
【収録アルバム】 サウンドトラック/ベスト盤など

「007のテーマ」で知られるジョン・バリーが「ズール戦争」【1964年】のために書いた勇壮なテーマ曲。高揚感が半端ではありません。



ウィキペディア:ジョン・バリーの項

  



2012/04/17

Vocaloid【006】Megurine Luka "Double Lariat"/巡音ルカ 「ダブル・ラリアット」【2010】

【曲名】"Double Lariat/「ダブル・ラリアット」【2010年】
【アーティスト】Megurine Luka/巡音ルカ

拙い内容ですが、「初音ミク」及び「ボーカロイド」に関する基礎知識は「Vocaloid【001】Hatsune Miku "Love Is War"/初音ミク 「恋は戦争」【2008】」を。

歌詞も興味深く、「回る」という部分にリスナーが自由に別の言葉を代入することで更に深まりそうな印象。面白いですね。



初音ミクWiki:「ダブル・ラリアット」の項
ウィキペディア:巡音ルカの項

2012/04/16

Hip-Hop【007】Son of Bazerk "Change the Style"/サン・オブ・バザーク 「チェンジ・ザ・スタイル」【1991】

【曲名】"Change the Style"/「チェンジ・ザ・スタイル」【1991年】 
【アーティスト】Son of Bazerk/サン・オブ・バザーク
【収録アルバム】"Bzerk,Bazerk,Bazerk"/「バザーク、バザーク、バザーク」【1991年】

詳しくは覚えておりませんが、この一枚の作品のみを発表後、表舞台から消えてしまったグループ。カッコイイんですが、ヒットはしなかった記憶が。米国版ウィキペディアによると今作から19年後の2010年に2作目を発表したとか。



米国版ウィキペディア:サン・オブ・バザークの項



2012/04/15

Techno/Electoronica【012】Sakamoto Ryuichi "Tibetan Dance"/坂本龍一 「Tibetan Dance」【1984】

【曲名】"Tibetan Dance"/「Tibetan Dance」【1984年】 
【アーティスト】Sakamoto Ryuichi/坂本龍一
【収録アルバム】「音楽図鑑」【1984年】

坂本龍一が個人名義で発表した5作目「音楽図鑑」に収録された曲。



ウィキペディア:坂本龍一の項

 


2012/04/14

Jazz【050】Ray Bryant "Golden Earrings"/レイ・ブライアント 「ゴールデン・イヤリングス」【1956】

【曲名】"Golden Earrings"/「ゴールデン・イヤリングス」【1956年】 
【アーティスト】Ray Bryant/レイ・ブライアント
【収録アルバム】 "Ray Bryant trio"/「レイ・ブライアント・トリオ」【1956年】

名手レイ・ブライアントが若き日に発表した名盤「レイ・ブライアント・トリオ」【1956年】の1曲目に収録された「ゴールデン・イヤリングス」。ジャズらしいジャズ。しっとりとしたピアノが心に響きます。



ウィキペディア:レイ・ブライアントの項

 

2012/04/13

映画音楽【054】Harold Faltermeyer "Beverly Hills Cop(Alex F)"/ハロルド・ファルタメイヤー 「ビバリーリルズ・コップ」のテ-マ【1984】

【曲名】"Beverly Hills Cop(Alex F)"/「ビバリーリルズ・コップ」のテ-マ【1984年】
【アーティスト】Harold Faltermeyer/ハロルド・ファルタメイヤー
【収録アルバム】サウンドトラック

人気TVコメディアンだったエディ・マーフィが主演した刑事アクション/コメディ。サントラを手がけたのはドイツ人のテクノ・ミュージシャン、ハロルド・ファルタメイヤー。



米国版ウィキペディア:ハロルド・ファルタメイヤーの項

 

2012/04/12

映画音楽【053】Francis Lai "The Love Story"/フランシス・レイ 「ある愛の詩」のテーマ【1970】

【曲名】"The Love Story"/「ある愛の詩」のテーマ【1970年】 
【アーティスト】Francis Lai/フランシス・レイ
【収録アルバム】サウンドトラック/ベスト盤など

「男と女」【1966年】のテーマで一躍世界的な人気作曲家となったフランシス・レイ。ハリウッドに招かれ、病気によって若死にしてしまう女性と彼女の最後を看取る恋人の姿を描いた大ヒット作「ある愛の詩」にサウンドトラックを提供しました。



ウィキペディア:フランシス・レイの項

  
 

2012/04/11

Soul Music【068】Three Degrees "Dirty Ol' Man"/スリー・ディグリーズ 「荒野のならず者」【1973】

【曲名】"Dirty Ol' Man"/「荒野のならず者」【1973年】 
【アーティスト】Three Degrees/スリー・ディグリーズ
【収録アルバム】ベスト盤など

シリー・ディグリーズはフィラデルフィア・ソウルを代表する女性グループ。1960年代初期に結成されましたが、人気を得たのはディスコ・ミュージックがブ-ムとなった1970年代初頭になってからでした。



米国版ウィキペディア:スリー・ディグリーズの項

 

2012/04/10

Soul Music【067】The Supremes "Baby Love"/シュープリームス 「ベイビー・ラブ」【1964】

【曲名】"Baby Love"/「ベイビー・ラブ」【1964年】 
【アーティスト】The Supremes/シュープリームス
【収録アルバム】ベスト盤など

ダイアナ・ロス率いるシュープリームスが1964年に発表した大ヒット曲。問答無用の名曲。



ウィキペディア:スプリームスの項

関連記事:Soul Music【008】The Supremes "You Keep Me Hanging On"/ザ・シュープリームス  「キープ・ミー・ハンギング・オン」【1966】

 

2012/04/09

Rock/Pops【038】The Rolling Stones "Tumbling Dice"/ロ-リング・ストーンズ 「ダイスをころがせ」【1972】

【曲名】"Tumbling Dice"/「ダイスをころがせ」【1972年】 
【アーティスト】The Rolling Stones/ロ-リング・ストーンズ
【収録アルバム】"Exile On main St."/「メイン・ストリートのならず者」【1972年】

頭脳的存在だったブライアン・ジョーンズが1969年謎の死を遂げ、ストーンズはミック・ジャガーとキース・リチャーズが中心となって活動することになります。1970年代初頭は、ミック/キースの全盛期。ストーンズにとっても第二次黄金時代とでも言うべき時期でした。

多数のビッグヒットも生まれ、ビートルズ解散後、ブリティッシュ・ロックの中心がストーンズに移ったことを印象づけます。

2枚組に大作「メイン・ストリートのならず者」に収録されたこの「ダイスをころがせ」はライヴの定番曲でもあり、ねっちこいサウンドが印象的で魅力的。



ウィキペディア:ロ-リング・ストーンズの項

 

2012/04/08

Hip-Hop【006】Shinehead "Unity"/シャインヘッド 「ユニティ」【1988】

【曲名】"Unity"/「ユニティ」【1988年】
【アーティスト】Shinehead/シャインヘッド
【収録アルバム】"Unity"/「ユニティ」【1988年】

ジャマイカ系英国人ラッパー、シャインヘッドが、ビートルズの"Come Together"をサンプリング。



米国版ウィキペディア:シャインヘッドの項

 

2012/04/07

Jazz【049】Clifford Brown "Cherokee"/クリフォード・ブラウン 「チェロキー」【1955】

【曲名】"Cherokee"/「チェロキー」【1955年】
【アーティスト】Clifford Brown/クリフォード・ブラウン
【収録アルバム】"Study In Brown"/「スタディ・イン・ブラウン」【1955年】

クリフォード・ブラウンがチャーリー・パーカーの推薦でアート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズに加入したのは、23才のとき。平行して、マックス・ローチとユニットを結成。今作はブラウン=ローチ・グループ名義の1stアルバム「スタディ・イン・ブラウン」に収録されました。

神童、天才などクリフォード・ブラウンには数々の称号が与えられ、一躍スター・トランペッターに。同時期に活動していたマイルス・デイヴィスよりもブラウンの方が期待されていたそうです。サラ・ヴォーンヘレン・メリルの伴奏も務め、歴史的録音も遺しました。

ところが、1956年、乗っていた自動車が事故に遭い死去。わずか25歳での夭逝でした。



ウィキペディア:クリフォード・ブラウンの項

  

2012/04/06

映画音楽【052】Jerry Goldsmith "Basic Instinct"/ジェリー・ゴールドスミス 「氷の微笑」【1992】

【曲名】"Basic Instinct"/「氷の微笑」【1992年】 
【アーティスト】Jerry Goldsmith/ジェリー・ゴールドスミス
【収録アルバム】 サウンドトラック「氷の微笑」

「氷の微笑」は、シャローン・ストーンのスキャンダラスな”足の組み替え”ばかりが注目されがちな作品ですが、巨匠ジェリー・ゴールドスミスの書いたスコアは素晴らしく、晩年の傑作と言える出来でした。



ウィキペディア:ジェリー・ゴールドスミスの項

関連記事:
映画音楽【041】Jerry Goldsmith "Love Theme From Chinatown"/ジェリー・ゴールドスミス 「チャイナタウン 愛のテーマ」【1974】
映画音楽【049】Jerry Goldsmith Theme From"Papillon"/ジェリー・ゴールドスミス 「パピヨン」のテーマ【1973】

  

2012/04/05

Jazz【048】Miles Davis "Milestones"/マイルス・デイヴィス 「マイルストーン」【1958】

【曲名】"Milestone"/「マイルストーンズ」【1958年】 
【アーティスト】Miles Davis/マイルス・デイヴィス
【収録アルバム】"Milestones"/「マイルストーンズ」【1958年】

マイルスは常に新しい音楽を追い求めたアーティストでした。今作を発表したのは、ハード・バップから次の段階であるモード・ジャズへの移行をマイルスが試みていた時期。その発展期に発表した実験的な作品でした。

タイトルの「Milestone」には、本来の意味である「里程標」と、「マイルス(Miles)の音階(Tone)」という意味を持たせた一種の掛詞と考えられます。少し深読みすると、ハード・バップからモ-ド・ジャズへ進化する「道しるべ」=文字通り「里程標」ということに。

以前WOWOW JAZZ FILEでテーマ曲として使用されておりました。



予備。

ウィキペディア:マイルス・デイヴィスの項

 

2012/04/04

J-POP【017】My Little Lover "Hello,Again"/マイ・リトル・ラバー 「ハロー、アゲイン 昔からある場所」【1995】

【曲名】"Hello,Again"/「ハロー、アゲイン 昔からある場所」【1995年】 
【アーティスト】My Little Lover/マイ・リトル・ラバー
【収録アルバム】”evergreen"/「エヴァーグリーン」【1995年】

このユニットのヴォーカルは、いわゆる「ヘタウマ」に属すると思いますが、なぜか心に響いてくる魅力がございます。生まれ持っての才としか説明のしようがないとでもいいますか。もちろん、苦手な方はいらっしゃるはず。

My Little Loverは、Mr.Childrenのプロデユーサーとして知られる小林武史氏が手がけたグループで、この曲を含むデビューアルバム「evergreen」は名曲揃い。完成度が高く、1990年代のJ-Popを代表する作品ではないかと思います。

「痛む心に気がつかずにボクは一人になった」

「記憶の中でずっと2人は生きてゆける」

「キミは少し泣いた あの時見えなかった」

「自分の限界がどこまでかを知るためにボクは生きてる訳じゃない」






ウィキペディア:マイ・リトル・ラバーの項

  

2012/04/03

映画音楽【051】Nino Rota "Love Theme From Godfather"/ニーノ・ロータ 「ゴッドファーザー 愛のテーマ」【1972】

【曲名】"Love Theme From Godfather"/「ゴッドファーザー 愛のテーマ」【1972年】 
【アーティスト】Nino Rota/ニーノ・ロータ
【収録アルバム】サウンドトラック「ゴッドファーザー」

イタリアが誇る異才ニーノ・ロータが、ハリウッド作品「ゴッドファーザー」のために「ゴッドファーザー・ワルツ」とともに書いたあまりにも有名なテーマ曲。



ウィキペディア:ニーノ・ロータの項

関連記事:
映画音楽【015】Nino Rota "8 1/2 Theme"/ニーノ・ロータ 「81/2のテーマ」【1962】
映画音楽【043】Nino Rota "The Godfather Waltz"/ニーノ・ロータ 「ゴッドファーザー」のワルツ【1972】

   

2012/04/02

Rock/Pops【037】Bobby Vinton "Blue Velvet"/ボビー・ヴィントン 「ブルー・ベルベット」【1963】

【曲名】"Blue Velvet"/「ブルー・ベルベット」【1963年】
【アーティスト】Bobby Vinton/ボビー・ヴィントン
【収録アルバム】サウンドトラック「ブルー・ベルベット」など

この曲を最初に発表したのは、トニー・ベネット【1951年】。1963年にボビー・ヴィントンがカバーしたのが、今回紹介するバージョンで最も知られているもの。

そして、このヴィントン・バージョンが現在でも良く知られている理由は、デイヴィット・リンチ監督作品『ブルー・ベルベット』【1986年】のサントラで再使用されたから。異常なリンチ・ワールドが展開する恐るべき作品ですが、このほのぼのとした楽曲が対比法的に使用され、観るものの心に深く刻まれることに。



ウィキペディア:ボビー・ヴィントンの項

  

2012/04/01

Jazz【047】Sonny Rollins "There's No Business Like Show Business"/ソニー・ロリンズ 「ショウほど素敵な商売はない」【1955】

【曲名】"There's No Business Like Show Business"/「ショウほど素敵な商売はない」【1955年】
【アーティスト】Sonny Rollins/ソニー・ロリンズ
【収録アルバム】"Work Time"/「ワーク・タイム」【1955年】

ミュージカル映画『ショウほど素敵な商売はない』【1954年/監督:ウォルター・ラング】の主題歌を若き日のソニー・ロリンズがカバーしたのがこの曲。痛快この上ない演奏です。



ウィキペディア:ソニー・ロリンズの項

関連記事:
Jazz【014】Sonny Rollins "St.Thomas"/ソニー・ロリンズ 「セント・トーマス」【1956】
Jazz【026】Sonny Rollins "Moritat"/ソニー・ロリンズ 「モリタート」【1956】
Jazz【036】Sonny Rollins "The Alfie's Theme"/ソニー・ロリンズ 「アルフィー」のテーマ【1966】