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2012/11/30

Rock/Pops【077】Blondie "The Tide Is High"/ブロンディ 「夢見るNo.1(タイド・イズ・ハイ)」【1980】

【曲名】"The Tide Is High"/「夢見るNo.1(タイド・イズ・ハイ)」【1980年】
【アーティスト】Blondie/ブロンディ
【収録アルバム】ベスト盤など

1970年代中盤~1980年代初頭にかけて人気を博したニュ-ウェーヴ系ポップ・バンド。この曲ではレゲエ・テイストを取り入れました。



ウィキペディア:ブロンディの項

関連記事:Rock/Pops【023】Blondie "Heart Of Glass"/ブロンディ 「ハート・オブ・グラス」【1979】

 

2012/11/29

Rock/Pops【076】Frankie Valli "Can't Take My Eyes Off You"/フランキー・ヴァリ 「君の瞳に恋してる」【1967】

【曲名】"Can't Take My Eyes Off You"/「君の瞳に恋してる」【1967年】 
【アーティスト】Frankie Valli/フランキー・ヴァリ
【収録アルバム】ベスト盤

フォー・シーズンズのヴォーカリスト、フランキー・ヴァリがソロ名義で発表した大ヒット曲。後にボーイズタウン・ギャング、ローリン・ヒルなど多数のアーティストがカヴァーしたことで知られております。



英語版ウィキペディア:Frankie Valliの項

関連記事:Soul Music【001】Boys Town Gang "Can't Take My Eyes Off You"/ボーイズ・タウン・ギャング 「君の瞳に恋してる」【1982】

 


2012/11/28

Rock/Pops【075】Chordettes "Lollipop"/コーデッツ 「ロリポップ」【1958】

【曲名】"Lollipop"/「ロリポップ」【1958年】
【アーティスト】Chordettes/コーデッツ
【収録アルバム】ベスト盤など

そもそもはRonald & Rudyというポップ・デュオが1958年に発表した曲でしたが、白人女性コーラス・グループ、コーデッツによるカバー・バージョーンの方が大ヒット。映画『スタンド・バイ・ミー』【1986年】のサントラでも使用されました。



ウィキペディア:コーデッツの項



2012/11/27

Rock/Pops【074】Hoggy Carmichael "Hong Kong Blues"/ホギー・カーマイケル 「香港ブルース」【1943】

【曲名】"Hong Kong Blues"/「香港ブルース」【1943年】 
【アーティスト】Hoggy Carmichael/ホギー・カーマイケル
【収録アルバム】ベスト盤など

ジャズ・ピアニストで作曲家、歌手、俳優でもあったホギー・カーマイケルが、ハワード・ホークス監督作品『脱出』【1943年】の劇中で披露したのが「香港ブルース」。ユーモラスで一度聴いたら忘れられない曲です。



ウィキペディア:ホギー・カーマイケルの項

 

2012/11/26

J-POP【052】Bennie K "Nagori Natsu"/Bennie K 「なごり夏」【2003】

【曲名】"Nagori Natsu"/「なごり夏」【2003年】
【アーティスト】Bennie K/Bennie K
【収録アルバム】"essence"/「essence」【2003年】

Bennie Kは、ヴォーカルとラッパーの女性ユニット。2ndアルバム「essence」に収録されている曲です。基本的にはR&B路線ですが、この曲はどことなくフォーク・ソングっぽくもあり、J-Popらしい曲。



ウィキペディア:Bennie Kの項

 

2012/11/25

J-POP【051】Judy and Mary "Classic"/ジュディ・アンド・マリー 「クラシック」【1996】

【曲名】"Classic"/「クラシック」【1996年】
【アーティスト】Judy and Mary/ジュディ・アンド・マリー
【収録アルバム】"The Power Souce"/「ザ・パワー・ソース」【1997年】

スタジオ音源がYoutubeになかったので、TVライブ版を。



ウィキペディア:ジュディ・アンド・マリーの項

関連記事:J-POP【009】JUDY AND MARY "Chiisanakorokara"/JUDY AND MARY 「小さな頃から」【1995】

2012/11/24

J-POP【050】CHARA "Shima Shima No Bambi"/CHARA 「しましまのバンビ」【1997】

【曲名】"Shima Shima No Bambi"/「しましまのバンビ」【1997年】
【アーティスト】CHARA/CHARA
【収録アルバム】"JUNIOR SWEET"/「JUNIOR SWEET」【1997年】

「やさしい気持ち」「タイムマシーン」などを収録した6thアルバム「Junior Sweet」収録曲。凄い世界観。CHARAの魅力が詰まったアルバム。



ウィキペディア:CHARAの項

関連記事:
J-POP【007】Yen Town Band "Swallowtail Butterfly"/Yen Town Band 「スワロウテイル・バタフライ~あいのうた~」【1996】
J-POP【034】Chara "Yasashii Kimochi"/CHARA 「やさしい気持ち」【1997】

2012/11/23

J-POP【049】中村あゆみ 「翼の折れたエンジェル」【1985】

【曲名】「翼の折れたエンジェル」【1985年】
【アーティスト】中村あゆみ
【収録アルバム】「Be True」【1985年】

少年と少女の挫折をハスキー・ヴォイスの女性歌手中村あゆみが歌った曲。特定の世代の方には忘れられない曲かと思われます。かくいう私もズバリ「つば折れ」世代。もちろん未だに「ヒーロー」にはなれず。いつ聴いても染みます。染み入ります。



ウィキペディア:中村あゆみの項

 

2012/11/22

J-POP【048】山崎まさよし 「中華料理」【1996】

【曲名】"Chuka Ryori"/「中華料理」【1996年】
【アーティスト】Yamazaki Masayoshi/山崎まさよし
【収録アルバム】「アレルギーの特効薬」【1996年】

1stアルバムに収録された曲。ライブでは異様に盛り上がります。

山崎まさよしは実力はあるけれど売れない的なアーティストになるのかなと思っていましたが、見事にブレイク。女子の人気も高く、ギター・テクニックに惚れた男子ファンも多数。珍しいタイプかもしれません。



ウィキペディア:山崎まさよしの項

関連記事:
J-POP【003】Yamazaki Masayoshi "One More Time,One More Chance"/山崎まさよし 「ワン・モア・タム、ワン・モア・チャンス」【1997】
J-POP【016】Ymazaki Masayoshi "Celery"/山崎まさよし 「セロリ」【1996】





2012/11/21

J-POP【047】SPITZ "ROBINSON"/スピッツ 「ロビンソン」【1995】

【曲名】"ROBINSON"/「ロビンソン」【1995年】
【アーティスト】SPITZ/スピッツ
【収録アルバム】"Hachimitsu"/「ハチミツ」【1995年】

スピッツは1990年代を代表するバンド。日本のポップス・バンドの水準が一気に上がった時代。その先頭を彼らは走っていた印象があります。楽曲としても商品としても高レベル。これは売れて当然。

現在のレコード会社は優れた音楽を作るのことではなく、ブームをねつ造したり、ダウンロード規制/違法化へのロビー活動に汲々としているようです。そんなことに熱中するよりも、良いアーティストを発掘して世に出した方が早いような気がしますが。才能と野心のある若者なんて腐るほどいますよ、探せば、きっと。



ウィキペディア:スピッツの項

2012/11/20

J-POP【046】Ozawa Kenji "LOVELY"/小沢健二 「LOVELY」【1994】

【曲名】"LOVELY"/「LOVELY」【1994年】 
【アーティスト】Ozawa Kenji /小沢健二
【収録アルバム】"LIFE"/「LIFE」【1994年】

2ndアルバム「LIFE」に収録され、シングル・カットもされた曲。オザケンは本当に不思議なキャラクター。男女を問わずファンとアンチがこれほどまでに多いアーティストも珍しいのではないでしょうか。アンチが嫌う理由もわからなくはないのですが。嫌いなアーティストって逆にしっかり聴いてみると意外にハマったりも。



ウィキペディア:小沢健二の項

関連記事:J-POP【014】Ozawa Kenji Feat.schadaraparr "Konya Wa Boogie Back"/小沢健二 Feat.スチャダラパー 「今夜はブギー・バック」【1994】

2012/11/19

J-POP【045】THE BLUE HEARTS "Heisei No Blues"/THE BLUE HEARTS 「平成のブルース」【1989】

【曲名】"Heisei No Blues"/「平成のブルース」【1989年】
【アーティスト】THE BLUE HEARTS/THE BLUE HEARTS
【収録アルバム】「SUPER BEST」【1995年】

真島昌利がヴィーカルをとります。シングル「青空」のB面に収録された曲。後に「SUPER BEST」【1985年】にも収録されました。

ライブ形式で収録され、10分弱の長尺。途中プレスリーの"Blue Suede Shoes"を取り込んでいます。



ウィキペディア:THE BLUE HEARTSの項

関連記事:
J-POP【005】THE BLUE HEARTS "Aozora"/ザ・ブルー・ハーツ 「青空」【1989】
J-POP【029】THE BLUE HEARTS "Chain Gang"/ブルーハーツ 「チェインギャング」【1987】

2012/11/18

J-POP【044】尾崎 豊 「はじまりさえ歌えない」【1983】

【曲名】"Hajimari Sae Utaenai"/「はじまりさえ歌えない」【1983年】 
【アーティスト】Ozaki Yutaka/尾崎 豊
【収録アルバム】「十七歳の地図」【1983年】/「Osaka Stadium On August 25th in 1985 Vol.1」【1998年】

「はじまりさえ歌えない」は、デビューアルバム「十七歳の地図」【1983年】に収録されている曲。ですが、死後に発売されたライヴアルバム「Osaka Stadium On August 25th in 1985 Vol.1」【1998年】のバージョンの方が強烈に響いてきます。



ウィキペディア:尾崎 豊の項

関連記事:J-POP【028】尾崎豊 「Scrap Alley」【1985】

    

2012/11/17

J-POP【043】Sano Motoharu "Shame"/佐野元春 「SHAME 君を汚したのは誰」【1984】

【曲名】"Shame"/「SHAME 君を汚したのは誰」【1984年】 
【アーティスト】Sano Motoharu/佐野元春
【収録アルバム】「ビジターズ」【1984年】/ベスト盤「No DamageⅡ」【1992年】

佐野元春はオブラートにくるみつつも政治的なメッセージを発信することがあります。この曲はその最たるもので、かなり激烈なメッセージを含んでいます。特定の何かに対してというよりも、社会全般に横たわる不合理に対して怒りをぶつけているようです。しかし、ストレートすぎて聴き手に不快感を与えるような要素は巧妙に回避されております。



ウィキペディア:佐野元春の項

関連記事:J-POP【026】Sano Motoharu "Someday"/佐野元春 「サムデイ」【1981】

2012/11/16

J-POP【042】浜田省吾 「夏の終わり」【1990】

【曲名】「夏の終わり」【1990年】
【アーティスト】浜田省吾
【収録アルバム】「誰がために鐘は鳴る」【1990年】/「ロードアウト ”トラックス”」【1996年】

「もう誰の心も 引き裂くことなんてない」
「この車もギターも売り払い 海辺の街 潮風と波の音を 枕にひとり暮らそう」
「手に入れたものみんな失ったって構わない 残されたわずかな時 静かにひとり暮らそう」

一時期、死ぬときは全てを売り払ってひとりメキシコだ!と意気込んでおりました。



ウィキペディア:浜田省吾の項

関連記事:J-POP【015】Hamada Shogo "America"/浜田省吾 「アメリカ」【1986】

  

2012/11/15

J-POP【041】吉田拓郎 「襟裳岬」【1974】

【曲名】「襟裳岬」【1974年】
【アーティスト】吉田拓郎
【収録アルバム】「THE BEST PENNY LANE」【1999年】

そもそもは演歌歌手の森進一に1974年に提供した曲。吉田拓郎本人も同じ1974年に発表した自身のアルバム「今はまだ人生を語らず」に収録しました。



ウィキペディア:吉田拓郎の項

関連記事:
J-POP【001】Takurou Yoshida "Rakuyou"/吉田拓郎 「落陽」【1973】
J-POP【024】吉田拓郎 「今日までそして明日から」【1971】

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2012/11/14

Techno/Electoronica【017】The Chemical Brothers "Block Rockin' Beats"/ケミカル・ブラザーズ 「ブロック・ロッキン・ビーツ」【1997】

【曲名】"Block Rockin' Beats"/「ブロック・ロッキン・ビーツ」【1997年】
【アーティスト】The Chemical Brothers/ケミカル・ブラザーズ
【収録アルバム】"Dig Your Own Hole"/「ディグ・ユア・オウン・ホール」【1997年】

ケミカル・ブラザーズの2ndアルバム「ディグ・ユア・オウン・ホール」1曲目に収録された曲。



ウィキペディア:ケミカル・ブラザーズの項

関連記事:
Techno/Electoronica【006】The Chemical Brothers "Galvanize"/ケミカル・ブラザーズ 「ガルバナイズ」【2005】
Techno/Electoronica【010】The Chemical Brothers "Setting Sun"/ケミカル・ブラザーズ 「セッティング・サン」【1996】



2012/11/13

Techno/Electoronica【016】Deee-Lite "Groove In The Heart"/ディー・ライト 「グルーヴ・イン・ザ・ハート」【1990】

【曲名】"Groove In The Heart"/「グルーヴ・イン・ザ・ハート」【1990年】 
【アーティスト】Deee-Lite/ディー・ライト
【収録アルバム】"World Clique"/「ワールド・クリーク」【1990年】

ディー・ライトをテクノ/エレクトロニカと言えるかどうかは今ひとつ確信が持てませんが。ブーツィー・コリンズもゲスト参加しています。



ウィキペディア:ディー・ライトの項



2012/11/12

Blues/R&B【031】Lee Dorsey "Ya Ya"/リー・ドーシー 「ヤー・ヤー」【1961】

【曲名】"Ya Ya"/「ヤー・ヤー」【1961年】 
【アーティスト】Lee Dorsey/リー・ドーシー
【収録アルバム】ベスト盤など

ニュー・オリンズを拠点に活動していたR&Bシンガー、リー・ドーシーの代表曲。ドーシーの音楽を支えたのはピアニストで作曲家/プロデューサーとして大成功したアラン・トゥーサンでした。

この曲は映画「アメリカン・グラフィティ」【1973年】のサントラでも再使用されました。



ウィキペディア:リー・ドーシーの項




2012/11/11

Blues/R&B【030】Buster Brown "Fannie Mae"/バスター・ブラウン 「ファニー・メイ」【1959】

【曲名】"Fannie Mae"/「ファニー・メイ」【1959年】
【アーティスト】Buster Brown/バスター・ブラウン
【収録アルバム】サウンドトラック「アメリカン・グラフィティ」【1973年】

バスター・ブラウンは、ブルーズ・ハープ奏者兼ヴォーカリスト。長い間、クラブで地道に演奏していたそうですが、1956年に45歳でニューヨークへ。1959年にこの曲が全米チャートで38位。R&Bチャートの1位を獲得。50歳を目前にして初めてのヒット曲となります。

後にサントラに数々のオールディーズ・ヒットが使われた青春映画『アメリカン・グラフィティ』【1973年】でも取り上げられることになります。



英語版ウィキペディア:バスター・ブラウンの項



2012/11/10

2012/11/09

映画音楽【090】Mark Mancina "12 City Street"/マーク・マンシーナ 「12シティ・ストリート」【1994】

【曲名】"12 City Street"/「12シティ・ストリート」【1994年】 
【アーティスト】Mark Mancina/マーク・マンシーナ
【収録アルバム】サウンドトラック「スピード(スコア版)」【1994年】

「スピード」のサントラは、ロック/ポップス系アーティストたちが提供した挿入歌を集めたものと、マーク・マンシーナのスコアを集めたスコア版の2種類が発売されました。耳に残るフレーズを含むこの曲はスコア版収録。



ウィキペディア:マーク・マンシーナの項

 


2012/11/08

映画音楽【089】Angelo Badalamenti "Blue Velvet Main Title"/アンジェロ・バダラメンティ 「ブルー・ベルベット メイン・タイトル」【1986】

【曲名】"Blue Velvet Main Title"/「ブルー・ベルベット メイン・タイトル」【1986年】 
【アーティスト】Angelo Badalamenti/アンジェロ・バダラメンティ
【収録アルバム】サウンドトラック「ブルー・ベルベット」【1986年】

「ブルー・ベルベット」のサントラと言えば、ボビー・ヴィントンのオールディーズ・ヒット「ブルー・ベルベット」の印象がどうしても強くなりますが、冒頭で流れるこの曲も印象的。ただならぬことが起きそうな雰囲気を醸し出します。



英語版ウィキペディア:アンジェロ・バダラメンティの項

関連記事:
映画音楽【045】Angelo Badalamenti "Twin Peaks"Theme/アンジェロ・バダラメンティ 「ツインピークス」のテーマ【1990】
映画音楽【072】Angelo Badalamenti "Dance of The Dream Man"/アンジェロ・バダラメンティ 「ダンス・オブ・ザ・ドリーム・マン」【1990】



2012/11/07

映画音楽【088】Elmer Bernstein "McQ"/エルマー・バーンスタイン 「マックQ」【1974】

【曲名】"McQ"/「マックQ」【1974年】
【アーティスト】Elmer Bernstein/エルマー・バーンスタイン
【収録アルバム】サウンドトラック「マックQ」【1974年】

エルマー・バーンスタインと言えば、「大脱走」【1963年】や「荒野の七人」【1960年】の勇猛なテーマ曲で知られておりますが、今作はラロ・シフリン調のフュージョン系サントラ。大作曲家にもかかわらず、時代に即した柔軟さを持ち合わせていました。

もっともバーンスタインはもちろんジャズの薫陶を受けた世代ですし、それまでにもジャズ・テイストにあふれた系統の楽曲を手がけたキャリアを持ちます。



ウィキペディア:エルマー・バーンスタインの項

関連記事:
映画音楽【010】Elmer BernStein "The Great Escape"/エルマー・バーンスタイン 「大脱走」のテーマ【1963】
映画音楽【030】Elmer BernStein "The Magnificent Seven"/エルマー・バーンスタイン 「荒野の七人」のテーマ【1960】
映画音楽【063】Elmer Bernstein "Walk On The Wild Side"/エルマー・バーンスタイン 「荒野を歩け」【1961】
Jazz【067】Jimmy Smith "Walk On The Wild Side"/ジミー・スミス 「荒野を歩け(ウォーク・オン・ザ・ワイルド・サイド)」【1962】

 

2012/11/06

映画音楽【087】Lalo Schifrin "Dirty Harry Main Title"/ラロ・シフリン 「ダーティハリー メイン・タイトル」【1971】

【曲名】"Dirty Harry Main Title"/「ダーティハリー メイン・タイトル」【1971年】
【アーティスト】Lalo Schifrin/ラロ・シフリン
【収録アルバム】サウンドトラック「ダーティハリー」【1971年】

シフリンと言えば、「スパイ大作戦(ミッション:インポシブル)のテーマ」、「燃えよ!ドラゴンのテーマ」が良く知られておりますが、最高傑作は間違いなくこの「ダーティハリー」のサントラ。今作を発表したことで、1970年代のサントラ界はシフリンを中心に回っていくことになります。シフリンっぽいサントラが世界中で大流行しました。

アルゼンチンに生まれ、クラシック音楽を学ぶため留学したフランスでシフリンはジャズに出会います。そして、ジャズ・ミュージシャンへの転向を決意。ディジー・ガレスピーに認められアメリカへと渡ります。作曲家/編曲家として優れた作品にかかわりますが、ジャズ・ミュージシャンとして大成功を収めたとまでは言えませんでした。

1960年代からサントラ作家としての活動も開始。そして1971年に今作を発表。フュージョン/ロック・ジャズをサントラに持ち込んだ革新的なスタイルはサントラ史に残る不滅の金字塔となりました。

ベースラインがブリブリ。


ちなみに映画自体も大傑作。左翼的な作品が評価されたアメリカン・ニューシネマ期に、新保守主義を高らかに宣言したドン・シーゲル/クリント・イーストウッドによる最高傑作。

ウィキペディア:ラロ・シフリンの項

関連記事:映画音楽【008】Lalo Schifrin "Mission:Impossible"/ラロ・シフリン 「スパイ大作戦」のテーマ【1968】
画音楽【059】Lalo Schifrin "Enter the Dragon"Main Theme/ラロ・シフリン 「燃えよ!ドラゴン」のテーマ【1973】
映画音楽【076】Lalo Schifrin "Bulliitt"Main Title/ラロ・シフリン 「ブリット」メインタイトル【1968】

  

2012/11/05

映画音楽【086】Ifukube Akira "Destroy All Monsters"/伊福部昭 「怪獣総進撃」【1968】

【曲名】"Destroy All Monsters"/「怪獣総進撃」のテーマ【1968年】 
【アーティスト】Ifukube Akira/伊福部昭
【収録アルバム】サントラ

伊福部昭といえば、東宝特撮映画のテーマ曲。東宝特撮映画のテーマ曲と言えば、「怪獣総進撃」のテーマ。



ウィキペディア:伊福部昭の項

関連記事:
映画音楽【020】Ifukube Akira "Invasion Of Astro-Monster"/伊福部昭 「怪獣大戦争」のマーチ【1965】
映画音楽【032】Ifukube Akira "Godzilla"/伊福部昭 「ゴジラ」のテーマ【1954】

 

2012/11/04

映画音楽【085】Burt Bacharach "Home James,Don't Spare the Hoses"/バート・バカラック 「ホーム・ジェームズ、ドント・スペア・ザ・ホーセズ」【1967】

【曲名】"Home James,Don't Spare the Hoses"/「ホーム・ジェームズ、ドント・スペア・ザ・ホーセズ」【1967年】
【アーティスト】Burt Bacharach/バート・バカラック
【収録アルバム】サントラ「カジノ・ロワイヤル」【1967年】

アメリカの国民的作曲家バート・バカラック。「Soul Music【030】Aretha Franklin "I Say A Little Prayer"/アレサ・フランクリン 「小さな願い」【1968】」や「Rock/Pops【056】Dionne Warwick & Friends "That's What Friends Are For"/ディオンヌ・ワーウィック&フレンズ 「愛のハーモニー」【1985】」の作曲者としても知られております。

バカラックが提供した超ド級サントラ『カジノ・ロワイヤル』から2曲目の紹介になります。



ウィキペディア:バート・バカラックの項

関連記事:映画音楽【006】Burt Bucharach "Casino Royale Theme"/バート・バカラック 「カジノ・ロワイヤル」のテーマ【1967】
Soul Music【030】Aretha Franklin "I Say A Little Prayer"/アレサ・フランクリン 「小さな願い」【1968】
Rock/Pops【056】Dionne Warwick & Friends "That's What Friends Are For"/ディオンヌ・ワーウィック&フレンズ 「愛のハーモニー」【1985】


 

2012/11/03

映画音楽【084】Luis Bacalov "Il Grande Duel"/ルイス・バカロフ 「怒りのガンマン 銀山の大虐殺」のテーマ【1972】

【曲名】"Il Grande Duel"/「怒りのガンマン 銀山の大虐殺」のテーマ【1972年】
【アーティスト】Luis Bacalov/
【収録アルバム】"Il Grande Duel"/サントラ「怒りのガンマン 銀山の大虐殺」【1972年】

アルゼンチン生まれのルイス・バカロフは、イタリアへ渡りなぜかサントラ作家に。1970年代は、イタリアン・プログレ・バンドのメンバーとして活躍したそうです。

この曲は、後にタランティーノが『キル・ビルVol.1』【2003年】のサントラで再使用しました。イタリアのサントラらしい感情剥き出しのメロディ。日本人の涙腺を刺激するもの悲しいタイプの曲です。



英語版ウィキペディア:ルイス・バカロフの項

2012/11/02

映画音楽【083】Ennio Morricone "For A Few Dollars More"/エンニオ・モリコーネ 「夕陽のガンマン」【1965】

【曲名】"For A Few Dollars More"/「夕陽のガンマン」【1965年】
【アーティスト】Ennio Morricone/エンニオ・モリコーネ
【収録アルバム】サントラ「夕陽のガンマン」【1965年】

イタリアのサントラ作曲家エンニオ・モリコーネの代表作であると同時に、イタリア製西部劇(マカロニ・ウエスタン)を象徴する曲。基本的にマカロニ・ウエスタンは偽物西部劇ですが、監督のセルジオ・レオーネと主演クリント・イーストウッド、そしてモリコーネの作り上げた世界観は、世界中の映画ファンを熱狂させました。現在でも人気は衰えません。



ウィキペディア:エンニオ・モリコーネの項

関連記事:
映画音楽【002】Ennio Morricone "My Name Is Nobody"/エンニオ・モリコーネ 「Mr.ノーボディー」【1979】

2012/11/01

映画音楽【082】Nino Rota "Il Gattopardo"/ニーノ・ロータ 「山猫」のテーマ【1963】

【曲名】"Il Gattopardo"/「山猫」のテーマ【1963年】 
【アーティスト】Nino Rota/ニーノ・ロータ
【収録アルバム】Soundtrack"Il Gattopardo"/サントラ「山猫」のテーマ【1963年】

フェデリコ・フェリーニ監督との歴史的コラボで知られるサントラ作家のニーノ・ロータが、同じくイタリア映画界を代表する巨匠ルキノ・ヴィスコンティのために書いたサントラ。映画自体も恐るべき傑作となりましたが、ロータの曲が作品の出来に大きく貢献したことは言うまでもありません。この作品を見終えた後、しばらくの間このテーマ曲が頭の中で鳴り響くはずです。



ウィキペディア:ニーノ・ロータの項

関連記事:
映画音楽【015】Nino Rota "8 1/2 Theme"/ニーノ・ロータ 「81/2のテーマ」【1962】
映画音楽【043】Nino Rota "The Godfather Waltz"/ニーノ・ロータ 「ゴッドファーザー」のワルツ【1972】
映画音楽【051】Nino Rota "Love Theme From Godfather"/ニーノ・ロータ 「ゴッドファーザー 愛のテーマ」【1972】