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2013/05/31

Soul Music【175】En Vogue "Love U Crazy"/アン・ヴォーグ 「ラヴ・ユー・クレイジー」【2000】

【曲名】"Love U Crazy"/「ラヴ・ユー・クレイジー」【2000年】 
【アーティスト】En Vogue/アン・ヴォーグ
【収録アルバム】"Masterpiece Theatre"/「マスターピース・シアター」【2000年】

TLCやディズティニーズ・チャイルドらに先んじて、ガールズR&Bグループ・ブームの火付け役的存在がアン・ヴォーグでした。現在でも活動しているそうですが、内紛によりメンバー構成は流動し続けているとのこと。この曲はグループとして機能していた最終の作品収録。



予備。


ウィキペディア:アン・ヴォーグ

関連記事:
Soul Music【117】En Vogue "Don't Let Go(Love)"/アン・ヴォーグ 「ドント・レット・ゴー」【1996】
Soul Music【160】En Vogue "Riddle"/アン・ヴォーグ 「リドル」【2000】



2013/05/30

Soul Music【174】Randy Crawford "Almaz"/ランディ・クロフォード 「スウィート・ラヴ」【1986】

【曲名】"Almaz"/「スウィート・ラヴ」【1986年】 
【アーティスト】Randy Crawford/ランディ・クロフォード
【収録アルバム】ベスト盤

1986年にアメリカでヒットしましたが、日本では1990年代初頭TVドラマの主題歌として使用されたことで知られる曲。



ウィキペディア:ランディ・クロフォード

関連記事:Soul Music【138】Randy Crawford "Street Life"/ランディ・クロフォード 「ストリート・ライフ」【1979】


2013/05/29

Soul Music【173】The Emotion "Best of My Love"/エモーションズ 「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」【1977】

【曲名】"Best of My Love"/「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」【1977年】 
【アーティスト】The Emotion/エモーションズ
【収録アルバム】ベスト盤など

エモーションズは、三姉妹によるコーラス・グループ。1977年にアース、ウインド&ファイアのモーリス・ホワイトのプロデュースしたこの曲が大ヒット。これがきっかけでアース、ウインド&ファイアの"Boogie Wonderland"【1979年】にコーラスとして参加しました。

後に映画『ブギー・ナイツ』【1997年】、『サマー・オブ・サム』【1999年】などのサントラで再使用されました。



予備。


ウィキペディア:エモーションズ

2013/05/28

Soul Music【172】Donna Summer "I Feel Love"/ドナ・サマー 「アイ・フィール・ラヴ」【1977】

【曲名】"I Feel Love"/「アイ・フィール・ラヴ」【1977年】 
【アーティスト】Donna Summer/ドナ・サマー
【収録アルバム】"I Remember Yesterday"【1977】

ソウル・ミュージックというよりも、ディスコ・クイーンのイメージの強いドナ・サマー。この曲を手がけたのも、シンセサイザーを使いこなすエレクトロニカ系プロデューサー、ジョルジオ・モロダーでした。



予備。


ウィキペディア:ドナ・サマー

関連記事:
Soul Music【022】Donna Summer "Hot Stuff"/ドナ・サマー 「ホット・スタッフ」【1979】
訃報【R.I.P.】Donna Summer/ドナ・サマー【1948-2012】

2013/05/27

Soul Music【171】Betty Wright "Clean Up Woman"/ベティ・ライト 「クリーン・アップ・ウーマン」【1972】

【曲名】"Clean Up Woman"/「クリーン・アップ・ウーマン」【1972年】
【アーティスト】Betty Wright/ベティ・ライト
【収録アルバム】"I Love the Way You Love"【1972】

ベティ・ライトが17歳の時に発表した2ndアルバムから飛び出したビッグヒット。





以前、「J-POP【046】Ozawa Kenji "LOVELY"/小沢健二 「LOVELY」【1994】」で紹介した「ラブリー」は、この曲をサンプリングしたもの。

比較的最近のライヴ版。



英語版ウィキペディア:Betty Wright




2013/05/26

Soul Music【170】Roberta Flack "When You Smile"/ロバータ・フラック 「ウェン・ユー・スマイル」【1973】

【曲名】"When You Smile/「ウェン・ユー・スマイル」【1973年】 
【アーティスト】Roberta Flack/ロバータ・フラック
【収録アルバム】"Killing Me Softly"/「やさしく歌って」【1973年】

彼女の出世作となったアルバム"Killing Me Softly"に収録された曲。ソウル・ミュージックというよりも、良質なアメリカン・ポップといった感じ。






ウィキペディア:ロバータ・フラックの項

関連記事:Soul Music【038】Roberta Flack "Killing Me Softly with his song"/ロバータ・フラック 「やさしく歌って」【1973】



2013/05/25

Soul Music【169】The Supremes "I Want A Guy"/スプリームス 「アイ・ウォント・ア・ガイ」【1962】

【曲名】"I Want A Guy"/「アイ・ウォント・ア・ガイ」【1962年】 
【アーティスト】The Supremes/スプリームス
【収録アルバム】"Meet the Supremes"/ベスト盤など

スプリームスが1962年に発表した曲。異国情緒といいますか、少し変わったテイストの曲です。



ウィキペディア:スプリームスの項

関連記事:Soul Music【008】The Supremes "You Keep Me Hanging On"/ザ・シュープリームス  「キープ・ミー・ハンギング・オン」【1966】
Soul Music【067】The Supremes "Baby Love"/シュープリームス 「ベイビー・ラブ」【1964】
Soul Music【083】The Supremes "You Can't Hurry Love"/シュプリームス 「恋はあせらず」【1966】
Soul Music【089】The Supremes "Where Did Our Love Go"/スプリームス 「愛はどこへ行ったの」【1964】
Soul Music【112】Diana Ross & Marvin Gaye "You're Everything"/ダイアナ・ロス&マーヴィン・ゲイ 「ユー・アー・エヴリシング」【1974】
Soul Music【131】Diana Ross "Do You Know Where You Going To ?"/ダイアナ・ロス 「マホガニーのテーマ」【1975】
Soul Music【159】Diana Ross "When You Tell Me That You Love Me"/ダイアナ・ロス 「恋のプレリュード」【1991】




2013/05/24

Soul Music【168】The Ikettes "I'm Blue(The Gong-Gong Song)"/アイケッツ 「アイム・ブルー」【1961】

【曲名】"I'm Blue(The Gong-Gong Song)"/「アイム・ブルー」【1961年】
【アーティスト】The Ikettes/アイケッツ
【収録アルバム】ベスト盤など

Ike & Tina Turnerのバック・コーラスを務めていた女性シンガーたちをIke Turnerのプロデュースでデビューさせたのがアイケッツ。1962年にシングル・カットさせるとBillboard Hot 100で17位まで上昇しました。ティナ・ターナーもバッキング・ヴォーカルで参加しています。




ホイットニー・ヒューストンの母シシー・ヒューストンがメンバーだったコーラス・グループ、The Sweet Inspirationsがカバーしたバージョン。


クエンティン・タランティーノ監督作品『キル・ビルVol.1』では、この曲を日本のバンドThe 5.6.7.8'sが演奏するシーンが登場しました。


英語版ウィキペディア:The Ikettes





2013/05/23

Soul Music【167】The Bobbettes "I Shot Mr.Lee"/ボベッツ 「アイ・ショット・ミスター・リー」【1960】

【曲名】"I Shot Mr.Lee"/「アイ・ショット・ミスター・リー」【1960年】 
【アーティスト】The Bobbettes/ボベッツ
【収録アルバム】ベスト盤など

ボベッツ最大のヒット曲と言えばもちろん以前<Soul Music【129】The Bobbettes "Mr.Lee"/ボベッツ 「ミスター・リー」【1957】>で紹介した"Mr.Lee"。この曲ではハンサムなリー氏に熱烈アタックする女性が歌われていました【英語歌詞(外部サイト)】。なぜ"Mr."という呼称がついているのかと言うと、そもそもは彼女たちの高校時代の教師だったリー先生のことを歌った曲だったそうです。アメリカでは先生には"Mr."をつけるのが通例。しかし、彼女たちはリー先生を嫌っており、当初は彼のことを貶す内容の歌詞だったそうです。ですが、そのネガティヴな内容にレコード会社は難色を示し、求愛ソングへと書き直されたという事情がありました。

今回紹介する"I Shot Mr.Lee"はアンサー・ソングというか、続編というか。ふたりの後日談。タイトルは「ミスター・リーを撃っちゃった」。葬送曲風のイントロでスタートします。

実はこの曲はかなりいわくつき。1957年に"Mr.Lee"が大ヒットするものの、その後ボベッツはヒットに恵まれませんでした。そこでオリジナル版の"Mr.Lee"、つまり大嫌いだったリー先生を歌った歌詞を復活させたバージョンの録音を企画。ところが、攻撃的な内容を嫌ったアトランティック・レコードは発売を拒否。ボベッツはアトランティックとの契約を打ち切り、マイナー・レーベルであるTriple-Xと契約し、ようやく"I Shot Mr.Lee"は発売されることになります。

すると、"I Shot Mr.Lee"はチャートを駆け上がり、ビルボードHot100チャートで52位にランク・イン。黒人専門のR&Bチャートではなく白人歌手主体のチャートで52位は一般的には成功と考えられます。すると、アトランティック・レコードはお蔵入りさせていた"I Shot Mr.Lee"を急遽発売したそうです。

"I Shot Mr.Lee"の英語歌詞はこちら(外部サイト)




英語版ウィキペディア:The Bobbettes

関連記事:Soul Music【129】The Bobbettes "Mr.Lee"/ボベッツ 「ミスター・リー」【1957】

2013/05/22

Soul Music【166】Mary Wells "My Guy"/メアリー・ウェルズ 「マイ・ガイ」【1964】

【曲名】"My Guy"/「マイ・ガイ」【1964年】 
【アーティスト】Mary Wells/メアリー・ウェルズ
【収録アルバム】ベスト盤など

メアリー・ウェルズは、1960年代初頭のモータウン・レコード創世記を代表する女性シンガ-。「モータウンの女王」と呼ばれていたそうです。彼女の最も良く知られている曲が"My Guy"。

1964年にモータウン・レコードから独立以降は、ほとんどヒット曲を産み出すことはありませんでした。




英語版ウィキペディア:Mary Wells




2013/05/21

Rock/Pops【101】Shivaree "Goodnight Moon"/シバリー 「グッドナイト・ムーン」【1999】

【曲名】"Goodnight Moon"/「グッドナイト・ムーン」【1999年】
【アーティスト】Shivaree/シバリー
【収録アルバム】"I Oughtta Give You a Shot in the Head for Making Me Live in This Dump"/Sopundtack"Kill Bill Vol.2"

クエンティン・タランティーノ監督作品『キル・ビル Vol.2』【2004年】の冒頭で使われた印象的な曲。

もともとは、アメリカのオルタネイティヴ系ロック・バンド、Shivareeが1999年に発表したシングル曲。Shivareeというグループ名はルイジアナ州南部に住むフランス系住民が使う言語ケイジャン【Cajun/英語版ウィキ】の言葉で、「新婚向けの騒々しいセレナーデ」を意味するそうです。

Shivareeは、通算4枚のアルバムを発表した後2007年に解散したそうです。ヴォーカルのAmbrosia Parksleyはその後ソロ・シンガーとして活動しているとのこと【参照:英語版wiki】。






ライブ版。



ウィキペディア:Shivareeの項

 




2013/05/20

Rock/Pops【100】Julee Cruise "Summer Kisses,Winter Tears"/ジュリー・クルーズ 「サマー・キッセス、ウインター・ティアーズ」【1991】

【曲名】"Summer Kisses,Winter Tears"/「サマー・キッセス、ウインター・ティアーズ」【1991年】 
【アーティスト】Julee Cruise/ジュリー・クルーズ
【収録アルバム】Soundtrack"Until The End of The World"/サントラ「夢の果てまでも」【1991年】

ジュリー・クルーズと言えば、デイヴィット・リンチ監督作品『ブルー・ベルベット』【1985年】およびTVドラマ『ツイン・ピークス』【1990年】のサウンドトラックでのミステリアスなヴィーカルで知られておりますが、1991年にはヴィム・ヴェンダース監督作品『夢の果てまでも』にも参加。この曲を提供しております。




英語版ウィキペディア:Julee Cruise




2013/05/19

Rock/Pops【099】Bananarama "Love In the First Degree"/バナナラマ 「第一級恋愛罪」【1987】

【曲名】"Love In the First Degree"/「第一級恋愛罪」【1987年】 
【アーティスト】Bananarama/バナナラマ
【収録アルバム】ベスト盤など

1980年代中盤から終盤にかけてディスコ/ユーロビート系グループとして大人気だったバナナラマ。"Love In the First Degree"を「第一級恋愛罪」と訳したレコード会社の方は今どこで何をされているのでしょうか。出世されたのか、そうでなかったのか。ちょっと気になります。個人的にはこういったチャレンジは嫌いではないですが、レコード屋のレジで「バナナラマの『第一級恋愛罪』ください」という勇気はありません。



ウィキペディア:バナナラマ

関連記事:Rock/Pops【079】Bananarama "Venus"/バナナラマ 「ヴィーナス」【1986】


2013/05/18

Rock/Pops【098】Malcolm McLaren "House of Blue Danube"/マルコム・マクラーレン 「美しき青きドナウ」【1989】

【曲名】"House of Blue Danube"/「美しき青きドナウ」【1989年】 
【アーティスト】Malcolm McLaren/マルコム・マクラーレン
【収録アルバム】"Waltz Darling"/「ワルツ・ダーリン」【1989年】

マルコム・マクラーレンと言えば、Sex Pistolsの仕掛け人として知られるプロデューサー/ミュジーシャン。

彼は自身名義のアルバムも発表しており、今作の正式な名義は"malcolm McLaren and The Bootzilla Orchestra"。Bootzillaからも解るように、P-Funkのカリスマ・ベーシスト、Bootsy Collinsを迎え、更にはギタリスト、ジェフ・ベックも参加しております。ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」をサンプリング、というよりもカヴァーしました。



ウィキペディア:マルコム・マクラーレン



2013/05/17

Rock/Pops【097】The Rolling Stones "Cook Cook Blues"/ローリング・ストーンズ 「クック・クック・ブルーズ」【1989】

【曲名】"Cook Cook Blues"/「クック・クック・ブルーズ」【1989年】 
【アーティスト】The Rolling Stones/ローリング・ストーンズ
【収録アルバム】Single"Rock and Hard a Place"【1989年】

ストーンズが1989年に発表した21stアルバム「スティール・ホイールズ」から3枚目にカットされたシングル"rock and hard a Place"のB面に収録された曲。

ベテラン・グループにはありがちなことですがアルバム「スティール・ホイールズ」自体は微妙な出来。ですが、このシングルB面に収録されたブルージーな曲は当時とてもかっこよく思えました。こんな感じの曲だけでアルバム一枚作れば良いのにと。

とはいいつつも、このスタイル曲を「オリジナル」とするのは無理があります。様々なアーティストたちの努力によって発展してきたエレクトリック・ブルース・スタイルを総括したようなもの。シングルのB面に収録したことは、慎み深い行為とも考えられます。



ウィキペディア:ローリング・ストーンズの項

関連記事:Rock/Pops【015】The Rolling Stones "Honky Tonk Women"/ローリング・ストーンズ 「ホンキー・トンク・ウイメン」【1969】
Rock/Pops【028】The Rolling Stones "Can't You Hear Me Knocking"/ローリング・ストーンズ 「キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング」【1971】
Rock/Pops【038】The Rolling Stones "Tumbling Dice"/ロ-リング・ストーンズ 「ダイスをころがせ」【1972】
Rock/Pops【068】The Rolling Stones "Beast of Burden"/ローリング・ストーンズ 「ビースト・オブ・バーデン」【1978】





2013/05/16

Rock/Pops【096】Carole King "You've Got A Friend"/キャロル・キング 「君の友だち」【1971】

【曲名】"You've Got A Friend"/「君の友だち」【1971年】 
【アーティスト】Carole King/キャロル・キング
【収録アルバム】"Tapestry"/「つづれおり」【1971年】

歴史的な女性シンガー・ソング・ライター、キャロル・キングによる歴史的名曲。ジャンルを問わず数多くのアーティストにカヴァーされ、スタンダード曲となりました。



ロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイ版。


モハメド・アリのために、ダイアナ・ロスとホイットニー・ヒューストンが歌ったバージョン。


2008年東京で行われたキングのライヴ・バージョン。


ウィキペディア:キャロル・キングの項

関連記事:
Rock/Pops【035】Carole King "I Feel The Earth Move"/キャロル・キング 「アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ」【1971】
Rock/Pops【061】Little Eva "The Loco-Motion"/リトル・エヴァ 「ロコ・モーション」【1962】



2013/05/15

Rock/Pops【095】Brigitte Bardot "Ca pourrait Changer"/ブリジット・バルドー 「変わるかも」【1964】

【曲名】"Ca pourrait Changer"/「変わるかも」【1964年】 
【アーティスト】Brigitte Bardot/ブリジット・バルドー
【収録アルバム】ベスト盤など

戦後フランスを代表するセックス・シンボル、ブリジット・バルドーと言えば映画女優として知られておりますが、同時にフレンチ・ポップスの歌手としても人気がありました。

人気を失った後は、過激な動物愛護活動に参加。毛皮を衣料品に使うことを嫌悪。反捕鯨団体(と言えば聞こえはよいですが、実質的には環境テロリスト兼営利団体?)シーシェパードの活動も支援。

ウィキペディアによれば、この曲は日産自動車のCMに使用されたそうです。



ウィキペディア:ブリジット・バルドー


 



2013/05/14

Techno/Electoronica【030】Incognito "Givin' It Up"/インコグニート 「ギヴィン・イット・アップ」【1994】

【曲名】"Givin' It Up"/「ギヴィン・イット・アップ」【1994年】 
【アーティスト】Incognito/インコグニート
【収録アルバム】"Positivity"/「ポジティビティー」【1994年】

作曲家/ギタリストのJean-Paul Bluey maunick率いるバンド、Incognitoの4thアルバム"Positivity"収録。

インコグニートをテクノ/エレクトロニカに分類してしまって良いのかどうか。英語版ウィキペディアではAcid Jazz/Jazz Funk/Soul Jazzにカテゴライズされています。itunesでCDを読み込むとElectronicaにジャンル分けされます。個人的にはElectronicaの方がしっくりくる気がするのですが。感覚的なものですので異論はあることと思います。




ウィキペディア:インコグニートの項


2013/05/12

Techno/Electoronica【028】Technotronic "Pump Up The Jam"/テクノトロニック 「パンプ・アップ・ザ・ジャム」【1989】

【曲名】"Pump Up The Jam"/「パンプ・アップ・ザ・ジャム」【1989年】
【アーティスト】Technotronic/テクノトロニック
【収録アルバム】"Pump Up The Jam:The Album"/「パンプ・アップ・ザ・ジャム:ジ・アルバム」【1989年】

自動車を運転しているときにしばしFMラジオを聴くのですが、2004年頃一青窈の「ハナミズキ」がこれでもかというほど流れていました。しつこな!と思いつつ聴いているとそのうち段々と気に入っちゃって。一種の洗脳でしょうか。

同じように、1989年頃、この"Pump Up The Jam"がMTVなどで異常な頻度でオン・エアーされていました。当時はユーロビート系の音楽に全く興味がなく、この曲のイントロが流れ出す度にイラっとした記憶が。ヴォーカルのやる気のなさ加減にカチンときたり。

しかし、あまりにも頻繁に耳にするうちに、敗北感が芽生えてきます。いつのまにやらこのビートが心の中で流れ出していることを認めざるえませんでした。「ユーロビートを聴くなんて軟弱だ」「男なら黙ってストーンズか浜省だろ」と頑なに守っていたアイデンティティは脆くも崩壊。12inchシングルをレジに持って行く他に心の平安を保つ選択肢はありませんでした。

Technotronicはベルギー人のスタジオ・ミュージシャンたちが立ち上げたプロジェクト。1stアルバムからはこの後もヒットを送り出しますが、その後はフェードアウトしてしまったようです。




英語版ウィキペディア:Technotronicの項

2013/05/11

Techno/Electoronica【027】PET SHOP BOYS "Always On My Mind/In My House"/ペット・ショップ・ボーイズ 「オールウェイズ・イン・マイ・マインド/イン・マイ・ハウス」【1988】

【曲名】"Always On My Mind/In My House"/「オールウェイズ・イン・マイ・マインド/イン・マイ・ハウス」【1988年】
【アーティスト】PET SHOP BOYS/ペット・ショップ・ボーイズ
【収録アルバム】"Introspective"/「イントロスペクティブ」【1988年】

3rdアルバム「イントロスペクティブ」【1988年】収録。




ウィキペディア:PET SHOP BOYSの項

関連記事:Rock/Pops【026】Pet Shop Boys "Go West"/ペットショップ・ボーイズ 「ゴー・ウエスト」【1993】




2013/05/10

Techno/Electoronica【026】Sakamoto Ryuichi "Ballet Mecanique"/坂本龍一 「バレット・メカニック」【1986】

【曲名】"Ballet Mecanique"/「バレット・メカニック」【1986年】 
【アーティスト】Sakamoto Ryuichi/坂本龍一
【収録アルバム】"MIraiha-Yarou"/「未来派野郎」【1986年】

カメラのフィルムを巻き取る音をサンプリング。ヴォーカルはバーナード・ファウラー。



ライブ版。


初音ミク版。


ウィキペディア:坂本龍一の項

Techno/Electoronica【007】Sakamoto Ryuichi(YMO) "Riot In Lagos"/坂本龍一(YMO) 「ライオット・イン・ラゴス」【1980】
映画音楽【069】Sakamoto Ryuichi "Merry Christmas Mr.Lawrence"/坂本龍一 「戦場のメリークリスマス」【1983】
Rock/Pops【060】Sakamoto Ryuichi with Iggy Pop "Risky"/坂本龍一withイギー・ポップ 「リスキー」【1987】
Techno/Electoronica【014】Sakamoto Ryuichi "Thousand Knives"/坂本龍一 「千のナイフ」【1978】
映画音楽【080】Sakamoto Ryuichi "High Heel"/坂本龍一 「ハイヒール」テーマ【1991】
Techno/Electoronica【019】Sakamoto Ryuichi "Das Neue Japanische Elektronische Volkslied"/坂本龍一 「新日本電子民謡」【1978】
映画音楽【099】Sakamoto Ryuichi "Bolerish"From Femme Fatale/坂本龍一 「ボレリッシュ」『ファム・ファタール』より【2002】
映画音楽【106】Sakamoto Ryuichi "Rain"/坂本龍一 「レイン」【1987】




2013/05/09

Techno/Electoronica【025】Yellow Magic Orchestra "Behind The Mask"/YMO 「ビハインド・ザ・マスク」【1979】

【曲名】"Behind The Mask"/「ビハインド・ザ・マスク」【1979年】
【アーティスト】Yellow Magic Orchestra/YMO
【収録アルバム】"Solid State Survivor"/「ソリッド・ステイト・サバイバー」【1979年】

YMOの2ndアルバムに収録された曲。



1983年武道館でのライヴ版。



2010年ライヴ版。


この曲はなぜか外国で受けがよく、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を録音中だったクインシー・ジョーンズが気に入り、独自のアレンジと歌詞を追加し録音。後日、YMOサイドにカバーの許可を求めてきたそうです。

YMOは録音を聴かせろと要求。しかしマイケル・サイドは拒否。更にマイケル側は版権の50%を要求し交渉決裂。結果として「スリラー」のアルバム・コンセプトとは微妙にズレるということでマイケル側も収録を断念したそうです【参照:ウィキペディア 「ビハインド・ザ・マスク」】。

ところが、「スリラー」の録音にキーボード奏者として参加していたグレッグ・フィリンゲイズが自身のソロ作品にマイケル・バージョンを収録。彼はエリック・クラプトンのバック・バンドのメンバーであったことから、クラプトンのアルバム「オーガスト」【1986年】でもカバーされることに。



そして長らく謎に包まれていたマイケル・バージョンですが、彼の死後未発表音源を集めたアルバム「MICHAEL」【2010年】で陽の目を見ることになります(演奏は新録)。



ウィキペディア:イエロー・マジック・オーケストラの項

関連記事:Techno/Electoronica【002】Yellow Magic Orchestra "Computer Games"/YMO 「コンピューター・ゲーム」【1979】
Techno/Electoronica【018】Yellow Magic Orchestra "Firecracker"/イエロー・マジック・オーケストラ 「ファイヤークラッカー」【1978】

2013/05/07

Blues/R&B【041】Freddie King "Funky"/フレディ・キング 「ファンキー」【1969】

【曲名】Freddie King/「ファンキー」【1969年】
【アーティスト】フレディ・キング/フレディ・キング
【収録アルバム】"Freddie King Is A Blues Master"/「フレディ・キング・イズ・ブルース・マスター」【1969年】

B.B.King、Albert Kingと並びブルース界の「3大キング」とこじつけ気味に称されることのあるフレディ・キング。

"Funky"はインスト。聴いて頂くと解ると思いますが、彼のギターはかなり攻撃的。ベースはブリブリで、オルガン/ホーン・セクションも加わりかなり分厚い音になってます。



ウィキペディア:フレディ・キングの項


2013/05/06

Blues/R&B【040】B.B.King "You Upset Me Baby"/B・B・キング 「ユー・アップセット・ミー・ベイビー」【1954】

【曲名】"You Upset Me Baby"/「ユー・アップセット・ミー・ベイビー」【1954年】 
【アーティスト】B.B.King/B.B.キング
【収録アルバム】ベスト盤など

モダン・ブルースと言えば、マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフのようなシカゴ系の泥臭いタイプのものがメインですが、B.B.キングのブルースは歌い方もギターも洗練されている印象。ホーン・セクションが入るのでそう感じるのかもしれません。どちらが好みかは人それぞれかと。




ウィキペディア:B・B・キングの項




2013/05/05

Blues/R&B【039】Bo Diddley "You Can't Judge A Book By Its Cover"/ボ・ディドリー 「ユー・キャント・ジャッジ・ア・ブック・バイ・イッツ・カバー」【1962】

【曲名】"You Can't Judge A Book By Its Cover"/「ユー・キャント・ジャッジ・ア・ブック・バイ・イッツ・カバー」【1962年】
【アーティスト】Bo Diddley/ボ・ディドリー
【収録アルバム】ベスト盤など

ボ・ディドリーが1962年に放ったヒット曲。「表紙だけで本の中身まで解ったつもりになるな」という意のちょっと深い曲。




ウィキペディア:ボ・ディドリーの項

関連記事:
Blues/R&B【006】Bo Diddley "Road Runner"/ボ・ディドリー 「ロード・ランナー」
Blues/R&B【025】Bo Diddley "Who Do You Love"/ボ・ディドリー 「フー・ドゥーユー・ラブ」【1956】
Blues/R&B【033】Bo Diddley "I'm a Man"/ボ・ディドリー 「アイム・ア・マン」




2013/05/04

Blues/R&B【038】Chuck Berry "You Never Can Tell"/チャック・ベリー 「ユー・ネバー・キャン・テル」【1964】

【曲名】"You Never Can Tell"/「ユー・ネバー・キャン・テル」【1964年】 
【アーティスト】Chuck Berry/チャック・ベリー
【収録アルバム】"St.Louis to Liverpool"/「セント・ルイス・トゥ・リヴァプール」【1964年】

チャック・ベリー活動中期のヒット曲。



この曲はクエンティン・タランティーノ監督作品『パルプ・フィクション』のサントラで効果的に再使用されリヴァイブしました。



ウィキペディア:チャック・ベリーの項






2013/05/03

Blues/R&B【037】Willie Dixon "Walking The Blues"/ウイリー・ディクソン 「ウォーキング・ザ・ブルース」【1955】

【曲名】"Walking The Blues"/「ウォーキング・ザ・ブルース」【1955年】
【アーティスト】Willie Dixon/ウイリー・ディクソン
【収録アルバム】ベスト盤など

マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、リトル・ウォルターらに楽曲を提供したモダン・ブルーズ界を代表する作曲家で、ブルース・ベーシストのウイリー・ディクソン。この曲では自らヴォーカルをとりました。




ウィキペディア:ウイリー・ディクソン

関連記事:
Blues/R&B【020】Willie Dixon "The Little Red Rooster"/ウィリー・ディクソン 「リトル・レッド・ルースター」【1961】




2013/05/02

映画音楽【110】Combustible Edison "Vertigogo"/コンバスティブル・エディソン 「バーティゴーゴー」【1995】

【曲名】"Vertigogo"/「バーティゴーゴー」【1995年】 
【アーティスト】Combustible Edison/コンバスティブル・エディソン
【収録アルバム】Soundtrack"Four Rooms"/サントラ「フォー・ルームス」【1995年】

タランティーノが中心となって製作されたオムニバス映画『フォー・ルームス』【1995年】。主題歌はあまり知られていなかったラウンジ・ミュージック系バンドCombustible Edisonの曲が採用されました。



英語版ウィキペディア:Combustible Edisonの項