ホイットニー・ヒューストンは、いとこにディオンヌ・ワーウィック、母のシシー・ヒューストンもゴスペル・シンガーという音楽一家に生まれたそうです。大まかな分類では、ソウル・シンガーということになるのかもしれませんが、ソウルフルな音楽性ではなく、ポップ・シンガーといった印象。が、ヴォーカリストとしての力量は抜群。愛くるしい容姿もあって、アイドル的な存在でもありました。
近年は、私生活上のトラブルがしばしば伝わってきましたが、初期の彼女の明るく朗らかなイメージからはほど遠い内容のものばかりでした。
が、彼女の私生活など我々音楽ファンには関係ありません。偉大なヴォーカリストを失った哀しみをこらえつつ、我々にできることは今一度ホイットニー・ヒューストンの素晴らしさを再確認することのはず。
Rest In Peace Whitney Huston.
1985年に発表されたデビューアルバム「Whitney Huston」より、「Greatest Love of All」。
同じくデビューアルバムより「All At Once」同じくデビューアルバムより「All At Once」
1987年に発表された2ndアルバム「WHITNEY」よりシングルカットされた「I Wanna Dance With Somebody」【邦題「素敵なSomebody」】。
主演映画『ボディガード』テーマ曲PV"I Will Always Love You"
ホイットニーのいとこであるディオンヌ・ワーウィックが中心となって1986年に発表したチャリティソング「愛のハーモニー」【原題:That's What Friends Are for】。本来は、ディオンヌ、スティービー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトの4人でレコーディングした曲でしたが、場合によってはグラディス・ナイトの代わりにホイットニーが参加することもありました。
2001年に開催されたマイケル・ジャクソンのデビュー30周年を記念するコンサートで、若手のアッシャー、マイヤとマイケルの「Wannna Be Startin' Something」を歌うホイットニー。
ホイットニーの登場は曲の中盤4分25秒辺りから。貫禄が半端ではありません。アッシャー、マイアを子供扱いといったところでしょうか。


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