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2013/09/26

Jazz【140】Nat King Cole "It's Only a Paper Moon"/ナット・キング・コール 「イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン」【1957】

【曲名】"It's Only a Paper Moon"/「イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン」【1957年】
【アーティスト】Nat King Cole/ナット・キング・コール
【収録アルバム】"After Midnight"/「アフター・ミッドナイト」【1957年】

ナット・キング・コールは、そもそもジャズ・ピアニストとしてキャリアをスタート。ライヴの合間にヴォーカルを披露したところ評判に。次第にヴォーカリストとしての比重が増していきます。そしてレコード会社によってポップス路線に転向。結果としてアメリカ初の国民的黒人歌手の地位を手に入れます。

ですが、スターになるにつれ黒人サイドから批判を浴びるようになります。「ジャズを忘れてしまった」と。またナットはドル箱スターだったが故に、当時は合法だった有色人種入場禁止のコンサートにも出演しており、この点でも黒人コミュニティから猛烈な批判を浴びていました。

それらの批判に応え、1957年久しぶりに純ジャズ作品"After Midnight"を発表。今回紹介する曲はこのアルバム収録曲。



この後、ナットは人種隔離政策に反対する声明を発表することになります。

ウィキペディア:ナット・キング・コール





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