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2014/02/01

映画音楽【126】Doris Day "Que Sera Sera"/ドリス・デイ 「ケ・セラ・セラ」【1956】

【曲名】"Que Sera Sera"/「ケ・セラ・セラ」【1956年】
【アーティスト】Doris Day/ドリス・デイ
【収録アルバム】ベスト盤など

ジャズ・シンガーで女優のドリス・デイがアルフレッド・ヒッチコック監督作品『知りすぎた男』【1956年】で披露した「ケ・セラ・セラ」。スペイン語で「なるようになるさ」的な歌詞になります。

このシーンは劇中でも人気歌手を演じるドリス・デイが誘拐された息子を捜すため、敵陣である大使館のパーティーに乗り込むシーン。人気歌手であることがバレて一曲歌うハメになってしまうのですが、逆にそれを利用し不自然にまで大声で歌います。自分の歌声をどこかにいる息子に届かせよう利用する訳です。

このシーンの構築が素晴らしく、彼女の声が廊下/階段そして息子が幽閉されている部屋まで徐々に届く様子を、ヒッチコックはショットの積み重ねによって見事に表現。”歌声”があたかも一人称であるかのごとく表現された映画史に燦然と輝く名場面となりました。




ウィキペディア:ドリス・デイ




  

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