ブログ内検索

2014/07/18

Blues/R&B【081】Blind Willie McTell "Lay Some Flowers On My Grave"/ブラインド・ウィリー・マクテル 「レイ・サム・フラワーズ・オン・マイ・グレイヴ」【1935】

【曲名】"Lay Some Flowers On My Grave"/「レイ・サム・フラワーズ・オン・マイ・グレイヴ」【1935年】
【アーティスト】Blind Willie McTell/ブラインド・ウィリー・マクテル
【収録アルバム】ベスト盤など

ブラインド・ウィリー・マクテルは1898年ジョージア州生まれ。Piedmont【wiki】スタイルのブルース・ギタリスト/ヴォーカリスト。当時は珍しかった12弦ギターの使い手。10代の頃よりストリート・ミュージシャンとしてキャリアをスタート。1927年にレコーディング契約を獲得。1959年に61歳で亡くなるまで活動を続けました。

米国の音楽界にマクテルが与えた影響は絶大で、オールマン・ブラザーズ・バンドは彼の"Statebro Blues"をカヴァー。ボブ・ディランは1983年に「ブラインド・ウィリー・マクテル」という曲を発表しています。

"Lay Some Flowers On My Grave"は自分の死後、お墓に花を供えてくれと懇願する内容の歌。哀しい歌であると同時に、愛の告白的な意味も持つのかもしれません。参照:英詩




ギター・ブルーズ/カントリー・ブルースの長い歴史の中でもトップ・クラスの名曲と個人的には考えております。

ブルースというと、暗い/恨み節的なイメージもあるかもしれませんが、たしかに歌詞は哀しみに溢れていても、どちらかというとポジティヴな曲調。これこそがブルーズの魅力ではないかと。


Wikipedia:Blind Willie McTell









0 件のコメント :

コメントを投稿