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2016/02/09

Soul Music【329】Funkadelic "Atmosphere"/ファンカデリック 「アトモスフィア」【1975】

【曲名】"Atmosphere"/「アトモスフィア」【1975年】
【アーティスト】Funkadelic/ファンカデリック
【収録アルバム】"Let's Take It To The Stage"【1975年】


George Clinton率いるファンク集団P-Funkは、ロック色の強いFunkadelicとソウル/ファンク系Parliamentという2つのバンドを使い分け、独特の音楽世界を築き上げてきました。


今でこそP-Funkは偉大なグループとして再評価されておりますが、オン・タイムでの人気はサッパリだったそうです。今回紹介する曲を収録した"Let's Take It To the Stage"【1975】はビルボードチャートではなんと102位止まりだったとのこと。


ですが、このアルバムにはとんでもない曲が収録されております。P-Funkの頭脳的な存在だったキーボーディストのBernie Worrell【wiki】による荘厳なインストゥルメンタル楽曲"Atmosphere"です。

バッハですとかバロック音楽を思わせるオープニング。ですが、底知れぬグルーヴを感じさせられてしまいます。5:50辺りから6:00前半辺りのところで思わず涙がこぼれそうになります。なんでしょう、コレ?天才です。


ですが、これは売れません。素晴らしい音楽的冒険ですがフリーク向け。こればっかりは仕方がありません。チャートの順位なんていかに意味がないかということです。我々は人知れずバーニーを聴けば良いだけです。バーニーを知らないで音楽を語るおっちょこちょいな連中を心の中でプッと嗤いつつ。



Wikipedia:Funkadelicファンカデリック


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