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2012/02/13

Vocaloid【003】Megurine Luka "Just Be Friends"/巡音ルカ 「ジャスト・ビー・フレンズ」【2009】

【曲名】"Just Be Friends"/「ジャスト・ビー・フレンズ」【2009年】 
【アーティスト】Megurine Luka/巡音ルカ

Refer to Wikipedia in English:Vocaloid or Hatsune Miku 

拙い内容ですが、「初音ミク」に関する基礎知識は「Vocaloid【001】Hatsune Miku "Love Is War"/初音ミク 「恋は戦争」【2008】」を。

自作曲をヴォーカロイド【クリプトン社「初音ミク」】を使って歌わせる新しい音楽ムーヴメント。このスタイルによれば、音楽ソフト会社は基本的には不要。パソコンを使って製作、ニコニコ動画やYoutubeのような音声/動画投降サイトで発表し、より多くのリスナーが支持すれば人気曲化することになります。

現在の商業音楽シーンは、ゴリ押しのようなマーケティングが幅を利かせ、製作会社が売りたい曲を発表し、TVCMやTVドラマの主題歌に仕立て上げ、無理矢理ヒットさせるのが主流。楽曲政策能力ではなく、営業力がヒットの要因となってしまっております。かつてのように、ラジオで話題になり、少しづつ知名度を上げていくといったスタイルは絶滅してしまいました。つまりリスナーに選ぶ権利はそれほど多くはありません。ほとんどないと言ってしまっても良いかもしれません。

が、このヴォーカロイド・ミュージックには音楽が本来持つべき競争原理が働いております。良ければ再生回数が増え、CD化される。ダメなら無視される。大衆的ではないけれど、一部のマニア受けする楽曲も生き残りが可能。面白いと思います。

また二次的な要素として、CG/アニメ・ソフトを使ったPVも製作され、映像製作能力もまた競われております。この点も大変興味深い点。後発で、より斬新なPVが製作されればそちらがオリジナルの人気を凌ぐなんてことも。これも、産業音楽では考えられない競争。製作会社によるお仕着せでなくなく、リスナーが善し悪しを決めることができる訳ですから。

ヴォーカロイドには、初音ミクという大人気キャラクター以外にもいくつかの種類があります。今回紹介するのは、「巡音ルカ」というヴォーカロイド。初音ミクよりちょっと大人の女性という感じのキャラクターです。

こちらがyoutube上では最も再生回数が多いPV。



こちらは、ライブ版。こんなことがいつのまにやら出来るようになっていたんですね。


ウィキペディア:巡音ルカの項初音ミクWiki
初音ミクwiki:巡音ルカの項Just Be Friendsの項



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