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2013/01/01

Jazz【084】Miles Davis "If I Were A Bell"/マイルス・デイヴィス 「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」【1956】

【曲名】"If I Were A Bell"/「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」【1956年】 
【アーティスト】Miles Davis/マイルス・デイヴィス
【収録アルバム】"relaxin'"/「リラクシン」【1956年】

マイルス・デイヴィスは、1955年にプレステッジというジャズ専門レーベルから巨大レコード会社CBSへと移籍します。もちろん金銭的な理由でした。ただし、プレステッジとはあと数枚のレコード録音契約を残していました。そこでマイルスは気心の知れたメンバーを招集。俗に「第一次黄金のクインテット」と呼ばれる5人でスタジオへ入ります。

メンバーは、マイルスの他、テナー・サックス:ジョン・コルトレーン、ピアノ:レッド・ガーランド、ベース:ポール・チェンバース、ドラムス:フィリー・ジョー・ジョーンズ。いずれもジャズ史に残る名プレイヤーばかり。このクインテットは、数日間で数十曲を一気に録音。いわゆる「マラソン・セッション」と呼ばれる伝説的なレコーディングです。

契約を消化するために即席で行ったやっつけ仕事のようにも思えますが、時はモダン・ジャズ黄金時代。参加メンバーは名手ばかり。その結果、恐るべき作品が完成してしまいます。プレステッジはこの録音を後に4枚のアルバムに分けて小出しに発売。それらのアルバム・タイトルは「Relaxin'」「Steamin'」「Cockin'」「Workin'」とすべて現在進行形であることから、現在ではこの4作は「現在進行形四部作」と呼ばれております。

この"If I Were A Bell"は、"Relaxin'"の1曲目に収録。心地よい曲。一度聴いたら決して忘れることのできない名演です。



ウィキペディア:マイルス・デイヴィスの項

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